不思議と大病から
回復してくれたきなこ
アリガタイデス
半年間きなこを看病介護して
いつも心にあったこと
脳腫瘍で倒れてすぐにMRIを
全身麻酔でとって
目が覚めたら
病室で一週間入院
毎日会いに行ったけれど
その時間もわずか数分
時には帰りたい帰りたいって
鳴くこともあったきなこ
それでも治療のため
連れて帰ることもできず…
まわりは知らない先生たちや
同じように入院しているわんこたち
みんな心細くて鳴くこともいる
わたしたちとしては
治ってほしい一心での入院
でもきなこはどんなに怖かったことだろう
退院後はボーっとしたり
自分の名前すら忘れていたし
ひどい発作が一日の大半を占め
ほんとうにかわいそうな日々だった
あれからわたしはずっとリビングで
きなこと一緒に寝ているけれど
夜中ふと気がつくと
きなこがわたしを見つめてる
そして何か月前からか
いつもわたしを探すようになった
娘に預けてお留守番のとき
わたしが出て行った玄関を
見たり、階段を見たり
キッチンに行ったり
視線はいつも感じて
わたしがいなくなるのが
きなこにとっては怖くなっちゃったかな?
初めての病
初めての一人で入院
怖かったね
もうひとりにさせないからね
退院後に決めたこと
絶対にもうサミシイ思いはさせたくない
アマアマお母さんになってやる
いつもいつも一緒だよ
だからね安心しておやすみきなこ
そんなわんこの療養日記
おまけ~
みるくにもアマアマです(笑)