お口のケアについて | とも君ののんびりリハビリ生活 

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2021年4月にFIPドライタイプ末期の診断を受け、未承認薬で治療するも同年12月に再発。その後、四肢麻痺により寝たきり生活に。介護生活スタート。とも君が再び歩けるようになるまでの闘いの日々を記録します。
FIP治療期間の記録はこちら
https://tomozou-fip.hateblo.jp/

皆様、こんばんは。姉と年末に来年のとも君の健康上の目標は何にしようかねえ、と話をしていました。元気でいてくれることが一番で、リハビリも継続して行い、歩行がさらに安定するように、そしてジャンプもできるようになったらいいねと話していました。引きつけもどうか起こりませんように。

 

そして、8歳となりシニア期に入ったので、今年はお口と腎臓のケアにも注力したいよね、という話になりました。とも君はお外時代が長かったこともあり、我が家に来た時点であまりお口の状態が良くありませんでした。歯磨きや専用の布で歯を磨くようなお手入れはしていて悪化はなんとか食い止められていますが、状態を良くするのは至難の業ですよね。寝たきりになってからは、神経麻痺によりお口が開けられなくなり、お口の手入れはできなくなりました。また食事もチュールがメインになってしまった時期もあり、お口の状態は悪化してしまいました。食事の後に口を気持ち悪そうにして舐めることが増えたり、口臭も気になったり、カリカリを食べる時に顔を傾けて一方の歯で噛んだりしていることに気づきました。

 

いつも言っている鍼の先生に相談をし、口内と歯科を専門で診ている病院を紹介してもらいました。ラッキーなこと自宅から車で10分ほどのところにあり、年明けすぐに診ていただきました。本来なら全身麻酔で歯石をとったほうがいい状態であると言われました。しかしとも君は脳に障がいがあるため、全身麻酔については私たち家族は非常にためらいがあります。そのことも先生にお話し、それならやめておきましょうということになりました。そして歯磨きをしてもらい、お口専用のレーザーをあててもらいました。副作用のない長期服用できるお口の雑菌を殺す作用があるサプリメントも先生が調合してくださいました。抗生物質も副作用のないもので2週間ほど飲んでみることにしました。レーザーは継続が必要ということで、年が明けてから現在まで4回通院しました。お薬効果かレーザー効果か口臭はほぼなくなり、カリカリを食べる時の傾きも改善してきました。

 

お口を診てもらったよ

 

猫ちゃんを飼われている方で全身麻酔で歯石取りをされたことがある方はいらっしゃいますか?SNSで検索するとされている方はそれなりにいるようでした。やはり皆様全身麻酔を心配はされてのことだったようです。麻酔時間は(歯の状態にもよるが)30分程度と言われました。とも君がもっと元気になって健康状態が安定すれば、全身麻酔による歯石取りを考えるかもしれませんが、今はレーザーやサプリメントで、お家でのケアを続けてみたいと思っています。

 

いつまでも健康なお口と歯でご飯が食べられるように今年は特にお口のケアに気を配っていきたいと思います。