グラフィックデザイナーは、グラフィック系ソフトと呼ばれるコンピュータで利用するソフトウェアを使って仕事をする事が判ったね。
さらに、グラフィック系ソフトには、ラスタ形式とベクトル形式の2種類が大きく分けて存在する事も説明した通りだね。
では、実際に、2種類のソフトの違いについて話を進めるよ。
まず、ラスタ形式のグラフィック系ソフトは、画像や写真編集を専門に行うソフトウェアなんだ。
ラスタ形式といって、基本的にデータをピクセル単位で認識し、編集が可能になっているんだよ。
だから、写真の切り抜きや修正を得意としているんだ。
線画への色塗りを行うペイントソフトも、ラスタ形式の物が多いんだよ。
ベクトル形式では、データを図形や曲線で編集する特徴があるんだ。
画像を編集しても劣化しない特性があるから、テキストを使ったロゴデザイン等に向いているよ。
グラフィックデザイナーの中には、複数のグラフィック系ソフトを使い分けている人も多くいるんだ。
さらに、グラフィック系ソフトの中には、様々な機能を搭載した複合型のソフトウェアもあって人気が高いんだよ。