EUの新条約、チェコ裁判所「合憲」 発効の条件満たす
チェコの憲法裁判所は3日、欧州連合(EU)の新たな基本条約「リスボン条約」について同国の憲法に違反しないとの判断を下した。加盟27カ国で唯一批准を終えていなかった同国のクラウス大統領はこれを受け近く必要文書に署名する見通し。加盟国すべての批准が条件だった条約の発効がようやく実現する見込みとなった。 EUは先月末の首脳会議で大統領が求めていたチェコへの条約の一部適用除外についても認めることに同意。EU懐疑派とされる大統領はさまざまな理由をあげて批准を拒んできたが、「これ以上は反対しない」との立場を表明している。
民主マニフェスト、自民が総攻撃「我々以上のばらまき」
民主党が発表したマニフェスト(政権公約)に対し、28日、麻生首相や閣僚から財源論に焦点を当てた批判が相次いだ。これに対し、民主党は自民党が前回05年総選挙で掲げたマニフェストの検証結果を近く発表することを検討中だ。総選挙を前に与党と民主党の論戦が激しくなってきた。 首相は28日の閣僚懇談会で「民主党は財源も説得力を欠くし、まるで打ち出の小づちがあるかのような表現になっている。安全保障も国会での態度とマニフェストが全く変わった。基本政策でぶれているのではないか」と民主党の財源論などを批判した。
「暴力耐えられず」知的障害の長男殺害、夫婦逮捕
知的障害者施設に通う長男を殺害したとして、埼玉県警熊谷署は9日、熊谷市御正新田、無職佐藤久仁夫(73)、妻和子(66)の両容疑者を殺人容疑で逮捕した。 捜査関係者によると、佐藤容疑者らは「長男の暴力に耐えられず、首を絞めて殺した。長男は思い通りにならないといつも暴れていた」と供述している。 発表によると、佐藤容疑者らは8日午後5時頃、自宅で無職の長男仁志さん(42)の首を絞めて殺害した疑い。午後5時半頃、佐藤容疑者から「息子を殺した」との電話を受けた同施設職員(35)が110番。駆けつけた署員が1階和室であおむけに倒れている仁志さんを見つけ、室内にいた佐藤容疑者らが殺害を認めた。 遺体の首にひもで絞められたような跡があり、同署は司法解剖で死因を特定するとともに、詳しい動機を調べる。
