海辺のスローモーション | 俺の酒、君の歌

海辺のスローモーション

ども、よーじです。




冷たい風が吹きすさぶ海岸通を、すべる様に一台の車。


モノクロのスローモーション。



男は無表情で遠くを見据え、ただハンドルを握る。


ラジオから聞こえる曲に、意味も無く指でリズムを取る。



女は灰色に荒れ狂う海をじっと見ている。


好きでもない音楽に、合わせるフリをしてる。




ふたりの視線の先にあるものは、一体何なのだろう。


本当は何が映っているのだろう。



永遠に交わることの無いベクトル。







・・・・なんてね。



初めて聴いたとき、やたらと似たような曲ばっかりで、退屈な音だなと思った。


でも、聴きこむほどにシンプルなギターの音が胸にしみる。



個人的には、後半のボーナストラックの部分・・


ロバート・ワイアットとの共演の5曲は余計かなと思った。


ちょっと傾向が違ってるもんね。


そもそも私ボーナストラックやたら詰め込んで、ダラダラ長いの嫌いだし。



$俺の酒、君の歌-ben


Ben Watt / North Marine Drive 1983



思いっきりシリアスなフリをして聴こう。