知る権利とか報道の自由というのは、
何をおいても優先されるべきことでしょうか?
先日のアルジェリア人質事件で、亡くなった方達の実名報道がされました。
遺族が望まなかったにも関わらずです。現在、一人の遺族がネット上で朝日新聞との取材の経緯を公表して話題になっています。
流れとしては
①21日深夜、日本政府は日本人犠牲者がいることを公表するが、実名に関しては遺族との話し合いで公表しない。
②22日、朝日新聞が朝刊で実名報道。
抑えていた他のマスコミも追随して実名報道。
③23日、Twitter上で犠牲者の甥と名乗る本白水さんが「朝日新聞から、実名報道はしない、本人の許可なしに記事にしない、という条件で取材を受けたのに、その約束が2つとも破られた。」と明かす。
遺族への取材が続いているそうですが、こういった被害者に責任のないと思われるケースで、家族をなくして心痛の中にいる遺族に「どんな気持ちですか?」と聞くことになんの意味があるんでしょうかね。
最後に毎日新聞社会部長さんのツイート…亡くなった方のお名前は発表すべきた。それが何よりの弔いになる。人が人として生きた証しは、その名前にある。人生の重さとプライバシーを勘違いしてはいけない。
これが、大手新聞社の中の感覚なんでしょうか?私にはさっぱりわかりません。
経緯の詳細はhttp://s.rbbtoday.com/article/2013/01/23/101659.html
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