第三話「それが当たり前」
二人は近くにいた兎(?)にたずねました。
月希「ここはどこ?」
兎「さあ。わたしが生まれた場所なのはたしかだけど。」
夢雪「どこかわからないの?」
兎「場所はわかるけど名前とかないんだよ。強いて言えば『世界』かな。」
話してみると、どうやら月希や夢雪のいた世界とは別の世界に来てしまったようです。
兎「なぜかこの時期になると君達みたいな来訪者が来るんだよね。」
月希「どうやったら戻れるの?」
兎「さあ。でも、来訪者はいつの間にかいなくなってるからいつか戻れるんじゃないのかな。」
夢雪「大丈夫かなぁ・・・。」
二人はあたりを見回すと、好奇心と不安で胸がいっぱいになりました。
月希「変わった世界だね。僕達の世界の空は青くて、鳥が飛んでるよ。」
兎「そうか。この世界の空は赤くて魚が飛んでるなぁ。」
夢雪「なんか変。」
兎「それはそういう世界にいたからだよ。わたしたちにはこれが当たり前だよ。」
月希「当たり前・・・か。」
兎「まあ、自分にとっての『当たり前』と他人にとっての『当たり前』は違うものだよ。」
夢雪「ふ~ん。」
二人は「当たり前」の意味がわからなくなってきました。
いったい「当たり前」とはなんなのでしょうか。
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