「おい、おーい」
薬の粉が散らばるベッドの
上で眠り始めた男に
だんだんとおヘソの辺りが
熱くなってくる
この感覚はこいつに対する
怒りだな、デリカシーの
欠けらも無い奴、サイテーだ。
「おい!仮にも女子が
2人もいるのにお前は
何故に寝れるんだ?おい」
あれ?・・・熟睡?
”仮にも”の辺りで
後ろにいる亜美からもの
すごい殺気がきていたが
怖くて見れなかった。
「ところでさぁ」
薬の粉が散らばるベッドの
上で眠り始めた男に
だんだんとおヘソの辺りが
熱くなってくる
この感覚はこいつに対する
怒りだな、デリカシーの
欠けらも無い奴、サイテーだ。
「おい!仮にも女子が
2人もいるのにお前は
何故に寝れるんだ?おい」
あれ?・・・熟睡?
”仮にも”の辺りで
後ろにいる亜美からもの
すごい殺気がきていたが
怖くて見れなかった。
「ところでさぁ」
病院から処方された様な袋を
亜美は指差しながら
「これ、睡眠導入剤?」
袋を見ると確かに
違う病院の名前で2種類
睡眠導入剤が出てるみたい
「ん?空の袋が何袋もある」
「「自殺!」」
声が合うもんだなぁと
ちょっとビックリしたが
いやいやそれどころ
ではない。
こ奴自殺はかりやがった!
「え、どうしよう?」
亜美を見ると、冷静に
「ん?死にゃしないよ」
「え?」
たぶん周りから見たら
かなり間の抜けた顔で
あったと思うが今はいい。
「あたし昔は薬剤師も
やってたから、大丈夫。
睡眠導入剤で今は簡単に
死にはしないから」
(謎が多い人だ・・・)
亜美は続ける。
「ただ、救急は呼ばない
とね、後遺症怖いから」
冷静に判断する亜美に
感心しているとどこからか
(シュー・・・)
音が、聞こえる?
どこだろう?
キッ、チン?・・から?
見るとガスの元栓と
ガスレンジをつなぐ
ホースが抜いてある。
・・・ガス漏れだ!
え、待って?睡眠導入剤
飲んでるよね?
これ故意だ!
あたふたしながら大声で
亜美に「亜美さん!ガス!
ガス漏れ!」
慌てた様子の亜美が
「え!どうしよう?
あたし触れない
かすりもしないよ」
どうしようと思いながら
ガスの元栓に手をかけると
(あ、触れた)
ガスの元栓は横に向き
やがて音がやんだ。
ホッとするのも束の間
亜美が「あんた物に触れる
んなら窓開けなさい」
怒鳴り声に背中を押され
窓を開けた。
相変わらずこの男は
スヤスヤと寝ている
一発叩いてやろうと思い
おでこの辺りをピシャリと
叩いた瞬間、横から
「おい、なにすんだよ」
低い声に驚き横を見ると
寝ているはずの男が
立っていた。
亜美は指差しながら
「これ、睡眠導入剤?」
袋を見ると確かに
違う病院の名前で2種類
睡眠導入剤が出てるみたい
「ん?空の袋が何袋もある」
「「自殺!」」
声が合うもんだなぁと
ちょっとビックリしたが
いやいやそれどころ
ではない。
こ奴自殺はかりやがった!
「え、どうしよう?」
亜美を見ると、冷静に
「ん?死にゃしないよ」
「え?」
たぶん周りから見たら
かなり間の抜けた顔で
あったと思うが今はいい。
「あたし昔は薬剤師も
やってたから、大丈夫。
睡眠導入剤で今は簡単に
死にはしないから」
(謎が多い人だ・・・)
亜美は続ける。
「ただ、救急は呼ばない
とね、後遺症怖いから」
冷静に判断する亜美に
感心しているとどこからか
(シュー・・・)
音が、聞こえる?
どこだろう?
キッ、チン?・・から?
見るとガスの元栓と
ガスレンジをつなぐ
ホースが抜いてある。
・・・ガス漏れだ!
え、待って?睡眠導入剤
飲んでるよね?
これ故意だ!
あたふたしながら大声で
亜美に「亜美さん!ガス!
ガス漏れ!」
慌てた様子の亜美が
「え!どうしよう?
あたし触れない
かすりもしないよ」
どうしようと思いながら
ガスの元栓に手をかけると
(あ、触れた)
ガスの元栓は横に向き
やがて音がやんだ。
ホッとするのも束の間
亜美が「あんた物に触れる
んなら窓開けなさい」
怒鳴り声に背中を押され
窓を開けた。
相変わらずこの男は
スヤスヤと寝ている
一発叩いてやろうと思い
おでこの辺りをピシャリと
叩いた瞬間、横から
「おい、なにすんだよ」
低い声に驚き横を見ると
寝ているはずの男が
立っていた。
「・・・え?」
「・・・は?」
「なんだよ?あれ?」
男は自分の寝顔をまじまじと
見ている。
自分の顔を覗き込み
「やっと死ねたかぁ?俺?」
(何を言ってるんだこいつ?)
怪訝そうな顔をしながら
男の顔を見ていると
「俺もお前と同じ”化け物”の
仲間入りだ、よろしく」
(化け物・・・こいつなんで
こんな物言いしかできない
のだろうか?人の神経逆撫で
する天性の特技だろうな?)
口に出して反論しようとした
時、後ろから
「あの〜・・・」
存在を忘れていたが
亜美が後ろから話に
割り込んで来た。
男は「えと、ど、どなた?」
明らかに動揺しながら
亜美に問いかけた。
「あ〜あたしこの子の
知り合いで〜、初めまして
亜美です、あなたは・・・
お名前は?」
男は咄嗟に「あ、俺日向」
と言ったあと、あっとした
顔になりごにょごにょと
言葉を濁した。
(名前言うの嫌なのかな?)
亜美は「あれ?そういえば
あんたの名前も聞いて
なかったね?」
しかし亜美はよく喋る。
風呂場にいた時のあの
怖い顔はいったいどこへ
行ったのやら?
「あたしは、”雪乃”」
「おふぉっ、お前そんな
かわいい名前だったの?」
吹き出して笑ったのが
またイラっときたが
「そう、雪乃だよ
日向(ひなた)君」
微笑みながら言われたことに
ムッとしたのか下を向いて
日向は黙ってしまった。