亡国物語 | 女性も政治を考えて❤ブログ

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選挙に行かないと損、白紙投票でも意義がある。誰が来たのか、年齢・性別など統計をとる。政治家は選挙に来る人を重視して、政策・予算を考える。

 昔々、ジャパという小さな国にひとりの王様がいました。王様は平和を好み、国民を愛していました。そして、税金は社会保障にたくさん使いました。そのころ、北のキョウサン国では軍事力を増強していました。ジャパ国の右大臣は、「わが国も攻められないように軍事力を強めて行く必要がある」と王様に進言しました。しかし、左大臣は「そんなことをすれば、キョウサン国を怒らせてしまいます。刺激しないようにするべきです」と言いました。そして、王様は自国を守るための軍事力を強めることをしませんでした。それは、南のアメカ国と同盟を結んでいるから大丈夫と思ったからです。


 アメカ国は、強大な国でしたが借金で苦しんでいました。キョウサン国は、アメカ国の国債をたくさん買っていました。この国債を売られてしまうと、アメカ国の経済は混乱して国民が困窮してしまいます。さて、アメカ国はキョウサン国からジャパ国を守ってくれるでしょうか。


 ジャパ国の国民は、脱原発・TPP反対・消費税反対・社会保障など、自分の生活に結び付くことで頭がいっぱいでした。また、過去に戦争をして苦しんだことを反省していましたから、軍事力を強化することを怖がっていました。軍事力を強化しないことが、平和への道だと思っていたのです。


 10年後、アメカ国の力が更に弱くなったとき、キョウサン国はジャパ国に攻め入りました。ジャパ国は攻められた時、攻め返す力を持っていませんでした。防衛をするだけでいっぱいで、ジャパ国はとうとう侵略されてしまいました。国がなくなってしまったら、すばらしい社会保障も意味がありません。王様がやらなければいけなかったのは、領土と国民を守るために、侵略されない国づくりだったのです。