新型BRZ試乗レビュー | ~霊峰不死山にて~2合目

~霊峰不死山にて~2合目

元DDON覚者、現在、黒い砂漠 PC版をメインにプレイしている日記
霊峰不死山はXBOXの魔牙霊(マガタマ)に存在するステージです。

グレードはSのAT

 

外観は前型の方がかっこ良かったと最初実物を見る前は思ったんですが、実際に見てみると、新型の方がかっこいいです。

特にダックテールトランクリッドは特徴的で、初代アルシオーネを思い起こさせます。

 

センターメーターが2連メーターから86仕様の一眼メーターに統一されていた。これはこれでいい感じかも。

 

運転席は、戦闘機のコックピットに収まったような感じで、狭く圧迫感がある。これをいいと感じるか悪いと感じるかはその人次第のようです。

 

タイヤノイズが結構入ってきて室内はノイジーな感じがした。

 

乗り心地は少し固めで、しなやかさが足りない感じがした。サスペンションとタイヤのせいだと思う。

 

2Lから2.4Lに排気量がアップしたんですがNAのせいか、さほど馬力やトルクが大きく変わった感じはなかった。200馬力→235馬力

一般道を走るのにはオーバースペックですよね。サーキットでレースをしたり、高速道路を頻繁に使わない限りその恩恵はあまりないですね。

 

パーキングブレーキは、手動式で電動式にはなってなかった。ATだけでも電動式にして欲しかった。

 

アイサイト付きでいいんですが、操作がインプレッサやレヴォーグなどのようにハンドル内のボタンでなく、ハンドルの下に付いたレバーで操作するのが、操作性が悪いと感じた。

 

インフォメーションディスプレイやナビゲーションがレヴォーグと比べると貧弱に見える。

 

自分が買うとしたら、RのATですね。費用を抑えて快適にドライブできるので。

RとSの大きな違いはスピーカーの数が6個か8個か、タイヤのサイズが17インチか18インチかというところです。

実際欲しいとは思うんですが、実用面で荷室とか人員4人とかがネックになりますね。

このクルマを買う人は、このスタイルとスポーツクーペというアイデンティティを手に入れたいと思う人なんですかね。

 

走行性能(AWD、2.4Lターボ、新プラットフォーム、S・Iドライブ)とか実用面(室内・荷室の広さ、5人乗り)とか装備の快適さ(アイサイトX、リニアトロニック)を求めると、レヴォーグか新型WRXS4を選ぶようになっちゃうんですよ。

 

結局これ(BRZ)ってもう今後スバルからアルシオーネを出すことはないので、現代版アルシオーネと思ったらいいのかなと思いました。

 

独断と偏見で言わせてもらうと、86・BRZはトヨタとスバルの共同開発車ということになってますけど、エンジンだけスバルから借りてスバルに生産委託したトヨタのクーペ車で、それをOEMでBRZとして販売してるという誠に変なクルマなんですよね。

 

現状、スタイルやカッコ良さを求めるならBRZ、速さを含めて走行性能を求めるなら新型WRXS4、荷物をたくさん積むならレヴォーグという選択肢になるような気がします。