ゆーみん手縫いのしんりセットを着込んでどこへ行こうか思案をしていた時、どうやら時が来ていたようや。


くすねぇと真・災厄の王を倒そう委員会委員長のもーやんからチャットルームに誘われて、今着たばかりのしんりを脱いだ。

ファイアストームをその一身に浴びて「miss」が連発する様を見るのが好きなウチは、水のはごろもセットを着て落陽の草原へと駆けつけた。

そして鬼3エルフ1、魚3プク1のパーティへ別れ、闇へと潜った!

道中は相変わらずの賑わいっぷりで、そのテンションのまま旧へ挑んだせいか、全滅した!


壁三役のすぐ後ろに陣取ってたウチがキラポンしに更に近づいたところ、はげおたに巻き込まれて失神...

そのまま総崩れになるといういかんともしがたい失態を演じたが、2度目はまぁまぁ安定した戦いで勝利したな。

ここからはくすねぇの未体験の地で、経験済みの猛者たちはやはりテンション変わらずうだうだと喋りながら進軍していった。

なんとも静かな街を抜け、おにこんぼうでMPを回復しつつ戦い、現れたかつての英雄の変わり果てた姿にもはや驚かなくなったウチらは、誰にタゲが向いているのか、誰が誰に何をするのかを発言しながら、なんともいい時間が流れた。


そして19分くらいやっけ?

幾度となくラグによると思われるピンチが訪れたが、それらを陣形を反転させ乗り切り、それぞれがそれぞれの職を仕切り、補助を頼み、討伐が完了した。

封じられた災厄の王と4人の少女を見送り、落陽へと戻されたウチら。


パラディンのひねもすから「今回のMVP」が発表され、見事ウチが輝いた。

受賞理由は「4枚目の壁」として身体を張ってくすねぇを守ったから、らしい。

ダンジョンに潜った直後「くすねぇウチが守る!」と叫んだ声が、どこまでも続く闇に消えて行ったかと思っていたが、少なくともひねもすの心の中には光として届いていたようやな。


救われた世界に安堵するのか、消えた4人を哀れんでいるのか、くすねぇはそっと目を閉じていた。

その目には何を映し出しているのだろうか。