待っておりました。
アキの賢者が使えるようになるのを。

ガイアの勝率いくら?」

神兵での勝率は50%でございます。

2-1ですわ。

微妙な表情を浮かべたあの日から2日が経ち、ついにアキガイア戦が始まろうとしていた。

魔法使いにりんりん
僧侶にユカピンが呼ばれ、ウチは神兵に着替えた。
ひっさしぶり!


ユカピンの指導を受けての賢者アキと魔法使いりんりんの入念な打ち合わせをよそに、ウチはただヘビチャとツッコミを頭に入れていた。

そして始まったガイア戦。

1番気を使う最初のぶちかましでは、心配していた「スルリ」がなくそれまで心にあったスリルまでが解消された。

ヘナトスが入り、フバーハ、スクルトが重ねがけされ、ガイアの1撃を70程度にまで減らすことができていたから、あと怖いものは「はげしいおたけび」だけとなった。

ガイアの2連撃の合間に「ぶきみなひかり」を挟み込むが、missしか出んかった。

アキから「うまい!」という賛嘆の声が飛んで来て気を良くしていたのも束の間、あの「はげしいおたけび」の吹き出しが見えた!

咄嗟に準備していた「ツッコミ」を最後尾にいるはずの魔法使いのりんりん目掛けて仕掛けるも、りんりんはすぐ真後ろにいた。

漏れなくおたけびでぶっ倒れる2人・・・

「ぶきみを入れにきてたの」

うん。
それ、大事やからね。

後ろを見る余裕を作らんとあかんなぁ・・・

今度はアキが「零の洗礼」で前に来る。
ユカピンも「聖女の守り」をしに前に来る。

こりゃ、各人の状態を把握した方がいいな・・・

敵を知り己を知れば、百戦危うからずとはよく言ったもの。

ウチに聖女が効いている間はユカピンをツッコミ対象にし、竜眼が発動するまではアキをツッコミ対象に、などという工夫をこらし、1戦目は死者も出ず、5分ちょっとで討伐が成功した。

宝箱の中は欠片が2つやったけど、このメンバーで勝てることが確信したのか、アキがもう1枚のガイアカードを捧げた。

そして安定した戦いが繰り広げられ、先ほどよりも10秒以上短縮されての討伐とあいなった。

これで神兵リオの対ガイア戦績は4-3で、75%の勝率となった。

いや、もう負ける気がせえへん。

アキの完璧な補助。
ユカピンの冷静な状況判断。
りんりんの安定したサディスティックファイヤー。

ウチはただただ重いツッコミ担当のしゃべりたがりです。