時は戦国。

王都カミハルムイを北へ抜け、さらに進んだところに夢幻の森がある。
怪しげなモンスターたちがうろつく仄暗い迷路のような道のりを抜けると、幽玄な雰囲気に包まれた、世間に忘れられた城がある。

捨てられた城。

そんな浮世離れした空間に、チームクエスト達成のため足を踏み入れた死団長のリオ

いくつもの階段を上り、正門を押し開けると、今にも出陣しそうなからくりだいみょうたちが立ち並んでいた。

「曲者!」

正面に1人立つからくりしょうぐんが叫んだか。

次々とからくりだいみょうとの戦いを制し、残るからくりしょうぐんと睨み合っている時、1筋の光がリオの頬をかすめた。


鮮やかなピンク色をしたフレンド矢文だった。

 親愛なるリオ殿
 単騎で突入することはござりますまい
 それがしもお供しとうござりますれば
 バトルマスターにて駆けつけ候

差出人はがいき

どうやらアラグネ強討伐へ来ていると早合点した様子であった。

からくみだいみょう討伐を75体、その矢文を読んでからすぐに達成したリオは、されば、と早馬を飛ばして僧侶を1人援軍に寄越すように要請した。

ミラオル軍北方討伐隊隊長癒し系激おこ時めちゃこわエルフゆーみん

「僧侶は素人です」という彼女に、比較的安定した戦いが出来るこのアラグネ強戦で経験を積んでいただこうとリオは考えた。

合流したパーティは死団長リオを戦闘に天下無双の二刀流がいきと同じくサポ。
そしてミラオル軍北方...以下略ゆーみんであった。

こうなれば死団長はただただミラオル軍ほっぽ(もういい)ゆーみんを守るばかり。

からくりしょうぐんそっちのけでただただ目の前のアラグネ強をメッタメッタのギッタギタのけちょんけちょんにする二刀流コンビ。


でも現像されてきた写真を見たら、2人とも大剣...
もしや二天一流(武蔵)ではなく岩流(小次郎)の方だったか...

バトルマスター=二刀流という考え方は改めねばなるまい。

ともかく、ミラほっぽのゆーみんの懸命の回復で延々と攻撃を続けることができ、4分台の討伐時間で勝利を飾れた。

後半、リオが死亡する事故が起きたが、リオパラが死亡する瞬間を見たいファンが多いので、きっとほっぽゆーみんもそうに違いないと思うことにし、少々涙した死団長であった。

そして紫色の宝箱を開け、うれし泣きするがいきを写真に収めると、次なる戦いの舞台へと場所を移すのであった。