チャートを見る目(前提)が違うと、見えてくる世界は全く違うものになります。

 

チャートを見る糸口(基準)が変わると、チャートはアートになります。

 

常識を信じていると、目も糸口も塞がったままです。

 

常識は疑いましょう。

 

ちょっと話がそれますが…。

 

人は、何を信じるか、何を信じているかで認識する世界が違います。

 

だから、何を信じるか、どんな前提を信じているか、という事は、人にとても大きな影響を与えます。

 

その前提が(その人にとって)正しいかどうかは、外からの情報や、権威者(人前に立つ人、指導的な立場

の人、成功者なども)の様な

 

他者からもたらされたモノであった場合は、特に注意が必要です。

 

外から来た前提は、外の人の色(信念)を被せてあります。

 

だから、その人の色を通した世界観を、無意識に自分に取り込んでしまいます。

 

一番、自分にとって正しいものは、自分の内からのものです。

 

他者からの、何気ない言葉の中にある「前提」と「信念」には氣を付けましょう。(^^)

 

はい、思いっきり横にそれてしまいましたが。

 

どうしてこんな話をするかというと。

 

限界って、そこ(前提と信念)から来てるんだなぁーって、つくづく感じたからです。

 

そして、トレードを通して学んだことは、「基準を定める(定まる)と上手く行く」という事です。

 

「前提と信念と基準」は、生きて行くうえで、とても大事ですね。(いまさら…笑)

「N波動について」

 

●N波動は、【下上下】の売りか、【上下上】の買いの二種類しかありません。
綿密な分析をして、何をどう考えようが、「トレードすると決めたら、売りか買いしか出来ない」のと同じです。
難しく考えて、迷い始めたら、ここへ戻って来ましょう。

 

●N波動は【レンジの内のレンジ】、E波動は【レンジの外のレンジ】。
値動きは、史上最高値と史上最安値の間のレンジです。
時間的な期間を区切っているから、次々と新しい高値と安値が作られているだけで、実質的には全てレンジ内での出来事です。
だから、ある時間足ではE波動でも、もっと長い時間足ではN波動だったりします。

 

●N波動は、E波動、ダブルE波動、トリプルE波動になるケースが多い。
N波動は、A>Bの値幅がCから繰り返されるもので、E波動は、A>Bの値幅がBから繰り返されるものです。
N波動とは、純然たるレンジの動きで、E波動系はトレンドの動きです。
N波動は、トレンドとトレンドの繋ぎ役なのかもしれません。

 

●N波動は、目に見えるN字の形だけではない。
N波動には基準があって、それは見た目の、Nの字の形とは関係がありません。
画像の概念図では、CはAを超えていませんが、実際の相場では、CがAを超えるN波動は普通に存在します。
見た目の形に騙されない様にしましょう。

 

●N波動は【A>B】【B>C】【C>N】の三つのパーツから出来ている。
N波動は、上下の方向性よりも、値幅が優先されます。
N波動の値幅は主に「A>B」が使われますが、まれに「A>N」の値幅が使われることもあります。
また、「A>B」の値幅よりも「C>N」の値幅の方が大きいと、その後のE波動では「C>N」の値幅が使われることもあります。
N波動のトレードでは、この三つのパーツへのアプローチの仕方が違います。

 

●N波動には、不発と消滅があります。
不発とは、Nに到達する前の「C>N」の間で反転してしまい、N波動が不成立になることです。
この時、反転した場所から「A>B」の値幅分が反対側に動く事が多く、場合によってはそれ以上の値幅動くこともあります。
消滅とは、同じく「C>N」の間で発生する、期限切れの動きのことです。
N波動に期限がある訳ではありませんが、トレードする上で、ストレスが大きくなるので一旦そのトレードを中止した方が良い、という判断の目安です。
消滅したとしても、N波動の値幅を目指すのは解っていますから、再び売買サインが出たらその方向へトレードを再開します。

 

●N波動の絶対的な基準を計測する方法は、三つあります。
絶対的なはずなのに、どうして三つもあるのかと言うと、
①正確な計測は出来るが実戦的ではない(^^;)
②最も現実的な計測だがメンドクサイ(笑)
③必ずしも正確ではないが楽チン( ̄∇ ̄)
だからです。

 

●N波動をトレードするには、三つの売買ポイントがあります。
これは先にあげた【A>B】【B>C】【C>N】に関係するものですが、長くなるので次の機会にします。

縦軸と横軸のお話。

チャートの縦軸は価格を、横軸は時間を表しています。
だから水平ラインは価格のみを表し、垂直ラインは時間だけを表します。
もし両方を表示させたいと思ったら、斜めラインを使い、斜めラインを上値側と下値側両方に使うとチャネルラインになる訳ですね。

これらのラインは、基本、手動で引くものですが、これを自動で引く方法もあります。
それが、移動平均線です。(ここで言う移動平均線は全てSMAです)

単純移動平均線は状況によって、水平ラインとして機能しますし、トレンドラインとしても機能します。
移動平均線を中心軸として上値側と下値側を意識すれば、チャネルラインとして見ることも可能です。

あれ?
移動平均線の、垂直ラインとしての働きって、何なの?
って思いませんか?
気付かれにくいかもしれませんが、実はちゃんと、移動平均線の垂直ライン(タイムライン)としての働きがあるんです。

そもそも移動平均線は、ある一定の期間の価格から平均値を割り出したものですから、元々、横軸の要素と縦軸の要素が含まれています。
ただ、移動平均線単独では効きにくいのですが、これが複数本になると話は変わります。
何時いつまでにホニャララが起きる、という事に気が付けば、何時いつまでにホニャララが起きないと…どうなる。
という事が判明してしまうのです。

これにより、押し戻りなのか?反転なのか?という問題が解決します!
何故なら、時間軸における限界点が判っているからです。

時間軸の限界を超えたら、反転は不可能です。

この時間軸を味方に付けると、いつ仕掛けて、何時いつまでのホニャララを警戒して、それを越えたら、次は…。という、値動きのスケジュールが分かります。
だから、次は何時頃に山場が来るということが、判るのですね。

これが、一昨年の12月に未来の自分から伝えられたメッセージの最終目的です。

それを発見するのが、今を生きる私の役目でした。
(だから、その発見って何ですか?って、いくら聞いても無駄でした。)
(それを見付けるのが、お前の役目だって…笑)
(大変だったんだからなぁー^^;>未来の自分)
で、昨年末。ようやくそこがクリアになりました。
お陰さまで、今の私のトレードは、すごく楽になりました。
やっぱり、先の事が判ってるって、やりやすいですよ。

ま、そんな感じで。
それを発展させると、もっと先の値動きも判明する可能性が見えて来ました。
それが、一目均衡表の先行スパンとの融合です。

まだまだ、検証作業を積み重ねなければなりませんが、あれが、未来のあの移動平均線のルートを指し示している可能性があります。
という事は!
逆算して行くと…!

まぁ、どう転んでも(使えても使えなくても)、善い結果しか出ませんね。(^^)