作品が生まれる瞬間、

気持ち悪いような落胆するような

とても嫌な気持ちになる。

美しくても憤ってでも

目の前の真理に純粋でいられないからだ。

すべてが製作の対象であり、

喜びにも悲しみにも誠意を欠いている。

笑顔からも涙からも精神は切り離され

私は私の他人となる。

作品が生まれる瞬間は

私が他人になる瞬間である。