Japan Media Art festival 2018








今年も美しい作品たちに出会えた。


アート

エンターテイメント

漫画

アニメーション

の4分野のメディアアートコンテスト。


昨年に引き続き全分野において
“社会性”を強く感じる作品ばかりだった。

特に今年はアニメーションと
エンターテイメントが頗るよかったと思う。

アニメーション部門大賞
「この世界の片隅で」
「夜明け告げるルーのうた」
は、もはや語る必要もなく素晴らしく
構成、演技、脚本、音楽のバランスが
圧倒的に高次元で取られていた。

他にも優秀賞や新人賞の作品も
作者の文体がよく伝わる見事な唯一無二で
「Yin」や「the first thunder」
「COCOLORS」などは圧巻だった。


エンターテイメント部門ではすぐにでも
社会を変えてしまう力を持つ作品が揃っており
第三の手として自由に扱える腕や
絵に自動で色を付けられるアプリなど
人の仕事を奪いかねない強烈な作品が多かった。


最近“アート”と“デザイン”の目的について
よく考えることがあるが
今回の芸術祭ではっきりとその差を
感じられたように思う。

圧倒的なインプットは
心労も大きく自分の小ささを思い知らせるが
それでこそスタートであり
アートにせよデザインにせよ
一歩目に必要な自意識の自殺なのだ。

これを繰り返すことによって
私たちは表現に深みと心理を宿す。

今回も素晴らしい展示だった。