昨日からカミさんが治療のために入院した


いつも通り仕事を終えて見舞いに行った


いつもは6人部屋だからとてもにぎやかだけど


今回は4人部屋で、カミさん入れても2人しかいないのでやけに静かに感じた


来る途中で買ってきたカミさんが読みたがっていた漫画を3冊渡すと、早速読み始めた


結局、しばらく二人で読んで笑ってた


ひどいときには本を読む余裕なんてないから、その笑っている姿を見て安心した


二人で笑っているとなんだかウチにいるみたいな感じがした


副作用が本格的に出てくるのは、いつも自分が帰ったあとくらいの時間だからまだ油断はできないけど


後は帰るまで、いつも通りのなんでもない会話が続いた


そして、面会時間が終了した


じゃあ、また明日


とお互い言い合って病室を後にした


帰りは大音量で音楽を流して、歌いながら車を運転した


いくらでっかい声で歌ってもなんだか満たされなかった


いつも車の後ろに自転車を積んでいるから、帰りに会社によって車を置いてそこから自転車でウチまで帰った


会社を出た時点で8時30分をまわっていた


会社からウチまでは自転車で大体30分くらいかかる


無心でペダルをこいでいたら気持ちが乗ってきた


途中脇道にそれて、どんどん遠回りのルートになっていった


走ること意外何も考えない


汗が噴出す


足の筋肉が硬くなっていく


それでもひたすら走る


走れば走るほど、どんどんウチから離れていく


もっと走りたい


もっと頭を空っぽにしたい


もっと自分を壊したい


気付いたら時計は9時30分を指していた


我に返ってウチに向かった


ウチに着くと普段の通勤の三倍の距離を走っていた


風呂に入って、後は飯も食わずに寝た


何も考えられずに寝た


汗と一緒に余計な気持ちまで出て行ってくれたらしい