天然アクアマリン
ブラジル産
サンタマリア・デ・イタビラ鉱山
落ち着いた淡めの海水青色
実物はこちらの色が近いです↓
非加熱です。
透明感があって、
瑞々しい輝きが綺麗です
多色性も出ていて
緑色みがあるのがわかります
サンタマリア・アクアマリンは、
ブルーサファイアのような
濃い青色の希少なアクアマリンで、
ブラジルのサンタマリア鉱山で
産出されたものだけを、そう呼びます。
ちなみに、現在では
サンタマリア産は枯渇状態です。
そして、
サンタマリア・アクアマリンに
酷似した色相のアクアマリンが登場。
その色相を持つ
モザンビーク産の青いアクアマリンは
サンタマリア・アフリカーナと
呼ばれています
そうなんです
サンタマリア・アクアマリンと
サンタマリア・アフリカーナは
色も名前も似ているけれど
産出国が違い、
その価値も違うんですね
アクアマリンは、
いろいろな国で産出されますが
ブラジル産が
最も美しいとも言われます。
しかしながら、
ブラジル産は緑色みを帯びている為
加熱処理をして海水青色にします。
他の国では、
非加熱で海水青色の
アクアマリンらしい色相が多いようです。
前置きが長くなりましたが・・・
インクルージョンの世界へＧＯ～
真ん中に二相inc.
終わり
中が綺麗で
インクルージョンがほぼない〜
アクアマリンには、液体inc.が多く、
その内包物には
ロマンチックな名前がついているので
紹介します
レイン状チューブinc.
まるで雨が降っているように
まとまって存在するチューブinc.
雪花状液体inc.
小さな液体incがたくさん分布して
雪が降っているように見えることから
こう呼ばれています。
菊花状液体inc.
こちらも小さな液体inc.の集合体ですが、
雪花状incとは形状が違います。
スノースター液体inc.
小さな液体inc.が
十字や放射形を作って存在するので
そう呼ばれています。
レイン状が
１番よく見るインクルージョンで
雪花状、菊花状、スノースターって
感じかな。
スノースターは、
あまり見られません
あったら、
そっちの方があたしにとっては希少で（笑）
宝物になってしまうでしょう
この石は、
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この石の観察データメモ
宝石名 アクアマリン
鉱物名 天然ベリル
産地 ブラジル／
サンタマリア・デ・イタビラ
色相透明度 青色透明石
形状 オーバルミックスカット
多色性 二色性（明）淡青緑：青
CF 黄緑
UV 変化なし
分光特性 吸収特性なし
偏光特性 複屈折一軸性
内包物 雪花状液体inc.
屈折率 1.57〜1.59
モース硬度 7.5〜８
比重 2.63 〜2.83
劈開/断口 不明瞭／貝殻状
処理 非加熱
宝石言葉 沈着 聡明 幸福 富 勇敢
カラーセラピーでの色の意味
青色のキーワード 【沈静】
心身への効果 ・悲しみや孤独を癒してくれる
・殺菌効果
・神経をクールダウンさせ、落ち着きと
冷静さを取り戻す
・呼吸を深く、楽にする
・体温を下げる
・炎症を沈める
・代謝をコントロールする
・解放感、リラックス