天然パパラチアサファイア
スリランカ産
ピンクとオレンジが混じり合い、
柔らかな優しい色を醸し出している。
が・・・
色が上手くでなくって
画像は
全く違う色相です。。
バックを白くしても
反対にしても
ケースに入れたままでも
本来の美しい色が出ず
で、お肌に乗せて見ました
ブルベのお肌
イエベのお肌
同じ石なのに、違いすぎる～～～
けれど、
人肌に乗せた時の方が
色は実物に近いです
とても柔らかい色で
リングにすると良い石です
では、
インクルージョンの世界へＧＯ～
これは、シルク
と、思いきや、研磨痕
で、研磨痕が多すぎて
加熱処理の痕跡を
見つけることができませんでした
一般的には加熱処理が行われていますが、
仕入れ先である、
スリランカの鉱山主さんも
非加熱のパパラチアは、ほとんど見ない、
と、おっしゃっていて、
この石も加熱処理だということです。
で、もとに戻して
目のような形状のクラックが
反射して
鳥が飛んでいるようにも見える
赤い空を鳥が飛ぶ光景って
滅多に見れるものではありません
って、地球じゃムリか
では、根拠探し
この色相の類似石は、
マラヤガーネット
ピンクスピネル
インペリアルトパーズ。
まず、多色性。
サファイアは二色性、
ガーネットは多色性なし、
スピネルも多色性なし、
トパーズは三色性。
この石は、二色性。
なので、
サファイア確定だけど、
根拠の積み重ねが大事なので、
屈折率で確かめ。
サファイアは、1.76～1.768
この石は、1.76
なので、結論は、
多色性、屈折率から
天然パパラチアサファイア、
加熱処理石、確定～
ちなみに、
以前にどこかの公園で撮った蓮の花は
こんな感じでした
この石は
下記のサイトにて
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是非、観にきて下さいませ
この石の観察データメモ
宝石名 パパラチアサファイア
鉱物名 天然コランダム
産地 スリランカ
色相透明度 ピンク色透明石
形状 クッションカット
多色性 二色性（強）黄赤：赤色
CF 赤色
UV 鮮赤色
分光特性 クロムライン
偏光特性 複屈折一軸性
内包物 摩耗や研磨痕でわからなかった
屈折率 1.76
モース硬度 ９
比重 3.99～4.05
劈開/断口 なし
処理 加熱処理
宝石言葉 慈愛 誠実 忠実 徳望 貞操
カラーセラピーでの色の意味
ピンク色のキーワード 【許し 受容 共感 肯定】
・女性ホルモンを分泌させる
・ピンクのほのかな温かさが、五感を刺激 し、満足感や快適さを高める
・怒りや闘争心、カッとなりやすさを押さ える
・筋肉の弛緩、緊張の緩和、リラックス
・気持ちを明るくする
・病院内の色彩設計で、骨折患者の病棟の 壁を淡いピンクにしている病院があるが これは、骨の回復、治癒を早める効果が あり、細胞の再生能力を高める。