ゆっくん正面  ゆっくん横 写真は「ゆっくん」、我らの人気者です。

 

 こども用の簡易ビニールプールみたいでしょう?

 まさに、そんな感じで空気を抜けばペシャンコ。

 寝たまま動けないけどお風呂に入りたい人用目


 ①体の下にペシャンコにした「ゆっくん」を敷く

 ②器械で空気を入れて「ゆっくん」を膨らます

 ③浴槽に貯めておいたお湯をポンプで汲んで

  「ゆっくん」を満たす

 
 ほら、床上入浴できたでしょう?

 在宅では訪問入浴サービスもありますが、

 終末期の方など、調子がいい時に合わせて、

 いつも訪問している看護師の介助で入浴できる

 「ゆっくん」は本当に重宝しています宝石赤

 

 


訪問看護の利用者さんには、

「ゆっくん」が必要なくらい身体の機能が低下している人や、

一方、身体は基本的に健康だけど、こころを病んでいる人もいます。


今日は休日なので、基本的に定期の訪問は無いけれど、

私は24時間利用者さんと連絡のとれる携帯当番でした。

お休み前の時間には、ひよこさんヒヨコにお電話電話


ひよこさんヒヨコは、お1人暮らしの50代の女性です。

若い頃こころを病んで以来、

通院で状態が落ち着いていましたが、

昨年1年間は病状が不安定で、

入退院を繰り返していました。

「1人暮らしが続けられるように」

ということで訪問看護師の介入が開始くつ


精神疾患の方への介入は様々です。

退院した直後は特に、

服薬管理や

食事・清潔などの生活を整えること、

が中心になります腕時計


対人関係が苦手な方が多いので、

会話や接すること自体も

ケアになることがほとんどですドキドキ


ひよこさんヒヨコ

ここ半年はなんとか状態が落ち着いていて、1人暮らしを継続しています。

料理や洗濯などの生活面はばっちり。

でも、繊細ですぐ疲れてしまったり、対人関係で悩んだり、

そうすると家のことも手がつけられなくなったり、

薬が自分で飲めなくなったりするのです。


ひよこさんヒヨコの素晴らしいところは、

自分で調子が悪くなりそうな時に 「心が不安定」とか「バランスが悪い」

と私達に助けを求めることができるところです。

自己管理能力がばっちりビックリマーク


訪問のない週末は、

寝る前のお電話で今日の調子をうかがったり、お薬の確認をしたり。

「元気になりました。ゆっくり休めそうです。」

と今日もおしゃってくださったひよこさんヒヨコ


その声を聞いて元気になるのは、私の方なのです星空