「愛が迷子になっていた」 | 良い コトノハ じまりになりますように♪ midori,a~秋田緑~

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上がって落ちてまた上がる。でもよく見たら マルになってる♪

個展最終日のトークイベントの質疑応答で


「愛が迷子になっていて、緑さんの個展に

参加出来ないと設定していた」

と仰られたお客様がいました。

(とても素敵なエピソードでした)


かいつまんでお話すると

お客様自身に悲喜こもごも色々なことが

起こり、なかなか上がれず

「こんな自分では緑さんの個展に行けない、

ふさわしくない」と感じられていたため

「今回の個展には行けないと設定していた」

との事でした。



このお話をしながら涙を流されたお客様の

正直でまっすぐなエネルギーの、なんと

美しいこと…✨


とても勇気が必要だったと思いますが

心の奥に溜まっていた負の感情を

自ら吐露して正直に打ち明けられた時、

どれほど解放感に包まれたでしょうか。


帰り際のお顔は、美人さんが更に美しく

なっていて


人は本当に一瞬で変われる

んだな✨と改めて感動しました。



そしてお客様ご自身も改めてお気付きだと

思いますが、「個展に行けない」と設定した

のはご自身の自己評価の誤りなだけで、

扉はいつでも開いていたはず。╰(*´︶`*)



自分の愛し方を忘れてしまうと

「私なんて…」という思考になりがちなのは

私もかつて嫌というほど経験済みなので

とても理解できます。


悲喜こもごもネガティブなことが続くと

自分を責めがちになってしまうことも、


そこから上がる方法さえ忘れてしまう

ことも、私も通ってきた道なので

本当によく分かります。


そんな過去の私のために、今回作った

新作「言の葉カード」にこんなものが

ありました。






これは、「ブルー真っ只中」の私に

未来の私が伝えているセリフです。爆笑


ブルーな私は、ありとあらゆる被害妄想

をして、ありえない悲劇を作り上げ

勝手に罪悪感を募らせて、拗ねてしまい

ます。

拗ねてこじらせた「ブルー真っ只中の私」は

これまで愛をもらっていた対象や状況から

急に見放された気持ちになり、

今度は「攻撃」に回ります。


これまで愛をくれてたはずが

くれないなんてなんなの!!✊💢💨


と、自分の勘違いを棚に上げて

愛する人を攻撃し始め、そんな自分をまた

好きになれなくて落ち込みます。


これがいわゆる「The 負のループ」


世界は何も変わっていなくても

愛し方を忘れてしまうと

自分を信じられなくなり

自己否定して自己肯定感が下がり

挙句、これまでもらっていたものを

当たり前かのように思い、

足りないとなると攻撃する。


これが、私の通ってきた道の一つです。


それゆえ描いた「言の葉カード」が

今回、お客様のお話にも生きる気がして


描いて良かったな〜😌と自画自賛して

います(笑)



そして「言の葉カード」では

「ジャマだけはしないでね!」

と辛辣に伝えています。


「ブルー真っ只中の私」が

誤作動を起こし余計なことをしないよう、

または

しなきゃいけないことを止めないよう、

未来の私が忠告している「言の葉カード」。


足を引っ張らないように本気で忠告できる

のは、自分自身だけだから!






「愛が迷子になっていた」と仰られた

お客様も、自分で自分の人生を止めて

必要以上に罪悪感を持ち、

自分の愛し方を忘れていました。


しかし彼女が私と違って素晴らしかったのは


ほんの少しだけ寄り道をされたけど

これまで蒔いて来た幸せの種のお陰で

周囲の人からチャンスが運ばれ

軌道修正の機会を得られたこと🌟

(個展に行くための旅費をプレゼントされると

いうミラクル✨)



本当に行くべき時に

行けるようになっていたり

会うべき人に会えるというのは


これまで周囲に蒔いた幸せの種の芽が出て

救われ・守られているんだろうな✨

と私は思います。





今回のコトを思うと


自分が迷子になった時

必ず助けてくれる存在がいるのも

過去の自分のお陰だから

安心して誤作動を起こせばいいし


誤作動が起きる時は

自分の愛し方を忘れてるな、と

思い出せばいいだけ✨というとても

素敵な学びを見せて頂けました。









20年もこの仕事をしているので、

これまで何度も同じパターンで

お客様が離れ

そして戻って来られます。


離れている時、攻撃的になるお客様も、

そっと静かに離れるお客様もいます。


中には、「緑さんのことが嫌いです」と

わざわざ丁寧にお手紙にされた方も

いました。


そして数年後、「あの時は本当に

すみませんでした…」。



いくら水面下でバタ足しているとしても、

常に前向きで光に向かっているように

見える人間から離れたい気持ちも分かるし

しんどくなることもあるし


人間関係は波のようでいいと思うし

なんでもいつでもどんな形も問題は

何一つないと思っています。


ただ、戻って来られた時はいつも

私は両手を広げて言ってきました。



「おかえりなさい」



私の作品を好きでいてくださる方を

私は大切に思っています。


プライベートでは好き嫌いが超絶激しい

タイプの人間ですが、私のお客様の事は

大切に大切に思っています。


でも

愛の形が様々なことも知っているから

NOという愛も持ち合わせていますが

本質的な部分であなたをとても大事に

思っていることは、エネルギーで

ちゃんと伝わっていると自信があります✨





「愛が迷子になっていた時でさえも

緑さんの愛が届いていたと気付いた」と

締めくくってくださったお客様の話に

私ももらい泣きしました。



何度もやり直せるし

何度も繋がる。



とても素敵な学びを見せて頂けました。


ありがとうございます✨