(あらすじ)
「『裏社会の殺人犯』…『モグリの医者を殺したヤクザまがいの男』が白蛇村に隠れている」
という情報を得た剣持警部。
それとその剣持警部に同行した金田一と美雪。
3人は「白蛇旅館」という旅館に泊まることになり、酒造見学をさせてもらうことに。
しかしそこで、白頭巾をかぶった男"白神蓮月"に会う。
<違和感>
剣持警部は、
「『裏社会の殺人犯』…『モグリの医者を殺したヤクザまがいの男』が白蛇村に隠れている」
という情報を得て極秘捜査中で蓮月を疑っていた。
金田一も蓮月の事を警戒していた。
ちなみに2ヶ月前蓮月が戻ってきた時に
音松がちゃんとしたところでDNA鑑定をしてもらった結果白頭巾の男が蓮月であることがわかり
金田一と剣持警部にわざわざ書類を見せていた。
また蓮月はリハビリ中で、音松は蓮月が「昔のように優秀な杜氏として回復して欲しい」と願っていたが…。
・・・剣持警部は
「蓮月はDNA鑑定で身元がわかっているから(白頭巾こそかぶっているものの)自分が追っている裏社会の男ではない」
と警戒を解いていたが、金田一は
「なーんかスッキリしねえな・・・あの頭巾・・・」
と蓮月に疑いを持っていた。
<音松さんの前妻2人の死>
蒼葉は、蒼葉の母で白蛇旅館の女将・姫小路鏡花が去ってから金田一達にこんな話をしていた。
「うちの母親、音松さんラブなんですよー
ま、いわゆる愛人って奴~?
もー結婚してもいいぐらいなんだけどー」
…ここまでは明るく元気な声で話していたけれども、
「なんてゆーかー、音松さんの二人の奥さんのこと考えると…ね」
と、語調を変えていた。
蒼葉は音松の前妻二人が奇怪な死を遂げたことを話したのだ。
<一人目の妻の死>
原因不明の病気で高熱でうなされ続けて亡くなった。
「蛇が… 白い蛇が体の中に…」と言っていた。
<二人目の妻の死>
醸造タンクの洗浄中足を滑らせて台から転落。
その弾みで体にホースが巻き付いて首吊り状態になり亡くなったという。
まるで体に白蛇が巻き付いているみたいだったという。
「音松の前妻二人が「白蛇の呪い」みたく亡くなっているので音松と鏡花が結婚になんとなく踏み切れないらしい」
「お母さんにそんな死に方してほしくない」
そう、蒼葉は言っていた・・・。
<一番蔵で事件発生>
社員の黒鷹銀三に呼ばれて蒼葉は蔵の仕事へ。
実は白蛇酒造は人手不足で蔵の見回りの手伝いを蒼葉がすることがあるという。
蒼葉は
「今は左紺さんのおかげで見回りツアーがあるんですよ!?
お客さまご予約なさいますかー?」
と、商売上手なところを見せてニッコニッコした顔で金田一と剣持警部を一番蔵に案内していた。
金田一、美雪、剣持警部の3人は蒼葉についていくことにした。
一度酒造を見学をした時よりも厳重になっており、防塵服にゴーグルとマスクをつけていた。
なお、一番蔵は剣持警部など一般の人は入れない場所で醸造樽がある。
以前ネコが間違って隠れていたことがあり、
特にそういうことがあると蔵つき酵母が台無しになりお酒が全滅することもあるので
みんなで交代で見回ることになったという。
・・・杜氏で白神家長男の白神左紺の案内で金田一達は一番蔵へ。
蒼葉と左紺が一緒に見回りのところを金田一達はついて行った。
一番蔵を出て仕込みのため左紺が一人で1時間ほど一番蔵にて酒造りのための作業に。
そして1時間後左紺が黒鷹に見回りを頼み、黒鷹が見回りに。
なお、この時は異常はなかった。
・・・だがその1時間後、黒鷹から一番蔵の鍵をもらった鷺森弦が金田一達と一緒に蔵の見回りに行った時、
鷺森がタンクの中に蓮月の死体があるのを見つけた。
・・・金田一と剣持警部は「これは殺人ではないか」と思っていた…。
<感想>
白蛇蔵殺人事件、第2話でいきなり事件発生。
早いな~・・・(-。-;)
自分の中では"蓮月=『モグリの医者を殺したヤクザまがいの男』"だと思ってたんだけど、それは間違いないのかな?
黒鷹さんが見回りをして、異常がなかったのに鷺森さんが金田一達と一緒に蔵の見回りをした時にタンクの中に蓮月の死体があるのを見つけたってことは・・・
左紺さんか黒鷹さんのどちらかが犯人の可能性が高いけど、多分違うんだろうな~。
仮に左紺さんが犯人だとしたら黒鷹さんにどうやって蓮月さんの死体を発見されないようにしたかが問題なんだよな~。
あと蓮月がちゃんと本人であることを証明するためにわざわざDNA鑑定の書類を金田一と剣持警部に見せた音松さんもなんか怪しい。
なんかこれ以上疑ってたら全員怪しく感じてしまいそうだな。(-。-;)
次回の金田一の展開がどうなるか、楽しみだな~。

