<ついに第1の犠牲者が・・・>

金田一美雪まこと君が二人きりでいたのを見て声をかけたら振り向いた二人は・・・
・・・人形だった!!

という悪夢を見た金田一

時刻はまだ朝の5時半。

二度寝をしようとしたその時、悲鳴の声が!

いつきと共に悲鳴の場所に行き、途中剣持警部と合流し、玄関ホールに行くと酷く怯える人形荘の若旦那、まこと君と人形荘の女将のみずほさんの姿が。

まこと君がいつものように村長人形お供えをしようとしたところ、
村長人形が無くなっており、代わりに置かれていたのは・・・


人気覆面作家3人組の一人・漢田切裏子身代り人形の頭下半身
そして漢田切裏子と思われる道化衣装を身にまとった血まみれの胴体部分が発見された。


星坂さんは死体を観て、気分が悪くなって退席。

その後、赤神さん雨近さんも登場し、次に登場した詩村さんは死体を見るなり、悲鳴を上げて退席。

そして田中さんも死体を観て青ざめる。

赤神さん「彼女と一緒に彼女に模した『身代わり人形』も殺すなんて・・・これでは二度殺しているのも同然だよ・・・」と発言。

金田一は、「『身代わり人形』は、どこに保管しているのですか?」と質問し、

『自分の部屋の床の間に人形を置く所があって、供養する人形と一緒に置いてある。』と、雨近さんが発言。

その場を剣持警部に任せ、金田一漢田切裏子の部屋を調べる事に。

途中、美雪と合流し、漢田切裏子が殺された事と、一緒に漢田切裏子の部屋に来るよう伝える。

いつき美雪の3人で漢田切裏子の部屋に行った金田一。
部屋を覗くと、部屋には血まみれの部屋に立っている人気覆面作家3人組のうちの2人、紅小路さん鈴丘さんの姿が。

いつきは、"漢田さんの部屋で一体なにを・・・?"と尋ねると

「それはこちらが聞きたいです!切裏子はどこ?」紅小路さんが手持ちボードに書いた。

いつきは漢田さんが殺されたかもしれない」という事を作家の2人に伝え、状態が状態なので漢田さんを良く知っている2人に確認してほしいと伝える。

剣持警部『こいつらこんな時にもコスプレのままなのか・・・』と心の中で思いながらも人気覆面作家の2人に漢田さん本人かどうかを確認させたところ、

「それは間違いありませんが、この状態では本人確認が出来ません」紅小路さんが筆談で答える。

「また 私たちはお互いの本当の名前も知らないので首があっても確認できません」紅小路さんが筆談で答えた。

「それではどうやって一緒に小説を書くんですか?」と剣持警部に質問されると

「今はインターネットがありますので」と紅小路さんが筆談で答えた。

「よろしいですか?私たちは部屋に戻ります」と紅小路さんが筆談で書き、戸惑いを隠せない剣持警部は2人を部屋に戻した。

「仕事仲間が殺されたってのに一体何なんだ?」「仮面被ったまま筆談たぁな!」
と呆れるいつき

剣持警部は公務で来ているわけでないので、早いとこ地元警察に応援を呼ぶ事に。

しかし、まこと君から島中の電話が繋がらなくなっている事を知る。

確かめてみるが、確かに電話が通じない。

"駐在所には長距離通信ができる警察無線があるはず"という事を知っている剣持警部は、まこと君に駐在所に案内を頼む事に。

しかし駐在所に行ってみると無線機は水浸しの状態になっていた。

金田一は、「誰かが無線機を壊したんだ」「おそらく島にある中継基地も犯人の手で破壊されている」と推測。

剣持警部「他に島の外と連絡を取る手段はないのか?」まこと君に聞くも、

明後日に来る船の定期便を待つしか方法は無かった。

<事情聴取>

先程話を聞いた覆面作家2人と気分が悪くなって部屋で休んでいる詩村さんを除いたメンバーが集められた。

剣持警部が言うには、

・簡単な検死を行ったところ、死亡推定時刻は昨夜の23時から午前2時くらい。

・正確な時間は司法解剖をしない限り、わからない。

・死体は現場に残されていた「身代わり人形」の消失したパーツ、胴体の部分だけ残されていて、首と下半身を持ち去さられていた。

剣持警部が説明したところ、突然人形荘の番頭の蟻塚さん
「これは・・・これは呪いでございます!」と口走った。

「おかしな作家やそれを追って来た低俗な雑誌の記者・・・神聖な人形供養の儀式を汚そうとしたバチが当たったのでございます」と発言。

さらに蟻塚さんはこう発言した。

「村長の首代胴玄様が『祟り人形』として蘇られた・・・あの12年前のように!!」

と発言。

果たして12年前の火吐潟島で一体なにが起こったというのか!?


<感想>

今回のストーリーは『怪奇サーカスの殺人』のサーカス団のピエロたちが過去の犯罪の復讐により殺されたのと、殺され方が『異人館村殺人事件』に似た感じですね。

やっぱり第1の犠牲者がグロテスクの状態で発見されるとは・・・
しかも殺され方が「異人館村殺人事件」を彷彿とさせるやられ方。

そりゃあんな物見せられたら悲鳴上げたり気分が悪くなったりするわ。(-。-;)

そして漢田さんの部屋に行って、血まみれの部屋で覆面作家の2人が立っているシーンは、初めて見た人は誰だってゾッとすると思うし、恐怖だよ。(-。-;)

蟻塚さんが言うように12年前に火吐潟島で何かがあったとするならば、確実にあの覆面作家の人達が過去にとんでもない事をやらかした可能性が高いと僕は感じます。

あと、これもしかして朱鷺田先生犯人or最後になって事情を知るパターンなのか?



次回の金田一で物語がどう進展していくのか、楽しみです。