皆さん、こんばんは!
10月に入り、肌寒くなってきましたね。

そして今日から、金田一の新しいストーリー『人形島殺人事件』が始まりました。
※ちなみに人形島殺人事件の読み方は"人形(にんぎょう)"ではなく、"人形(ひとがた)"だそうです。

<冒頭>

古来より人の姿に似せて作られた「人形」は
時として不思議な力を宿す。

そうした人形は持ち主の想いが障りを起こすとして、人と同じ供養を必要とした。

人形を供養する寺社は日本各地に存在するが、
東京からそう遠くない所にあるその島もその一つ。

この島で年に一度行われる「人形供養祭り」には全国から大勢の人が訪れる。
それぞれの想いを秘めた「人形」と共に。


人に似せられ造られた物

時として

災いを呼ぶ。


<日常&暗号解読>

金田一はいつもの如く授業中も居眠り。
美雪に起こされても寝てばかりで、不動高校の歴史教師・朱鷺田忍に社会科研究室に呼び出されるハメに。

美雪は、「わざわざ怒られになんて行きたくね~!!お家帰る~!!」と子供のように駄々をこねる金田一を引きずりながら、朱鷺田のいる社会科研究室の元へ。

しかしついた途端、朱鷺田からお願いを受ける金田一

朱鷺田から手渡された紙には

言苗土゛圭正゛シ圭匡H冊

と書かれていた。
の部分は、さんずいです。

朱鷺田が言うには、この暗号が書かれた和紙は、
亡くなった祖母の遺品の人形から出てきたらしい。

朱鷺田の祖母は人形造りをしていて朱鷺田に沢山人形をくれていたらしい。

朱鷺田は「うちの学校に警察も顔負けの名探偵の孫がいる」という噂を聞き、金田一に暗号解読をお願いしたらしい。

美雪は暗号を見てもわからずじまいだったが、金田一は暗号を観てニヤッと笑った。

暗号を見て、

圭にさんずいが付いていること。

漢字に濁点が付いていること。

そして1箇所だけアルファベットが書かれていること。

このことから
「この暗号に書かれた漢字の意味や読み方は関係ない」と考えた。
そして暗号を解いた。

 この暗号を解くヒントは漢字やアルファベットにある縦の棒と横の棒。
横の棒が五十音の行を表し、縦の棒が何文字目かを表している。

例えば「言」という漢字には横の棒が6本、縦の棒が2本あるが、
これは五十音6番目の行・・・つまりハ行の2文字目を表すことになる。
これは「ひ」を示す。
なお「土゛」は「土」だけ見ると横2本縦1本、五十音2行目の1文字目なので「か」、
それに濁点が付いているから「が」と読む。

 同様にして暗号を解読すると次のようになる。

ひとがたじま に いけ


 ・・・「火吐潟島に行け

ということになる。

そして暗号を解いてすぐに朱鷺田から一緒に火吐潟島に来てほしいと頼まれる。
金田一は戸惑っていたが、美雪はすぐに承諾。

実は伊豆の沖にある火吐潟島に、幼稚園の頃の友達が住んでいるらしく、
同じ"すみれ組"だったがすぐに転校してしまったが、年賀状とかメールでやりとりをしてて
いつか遊びに行きたいと思っていたらしい。

その子の名前はまことちゃん

美雪曰く「色が細くてすごく細かった子」

金田一曰く「いつも人形を抱えてた女の子」「結構可愛かった」

結局2人共、朱鷺田と共に火吐潟島に行くことが決まった。

<いざ、火吐潟島へ・・・>

しかし、当日になって張り切って自分で計画を立ててた朱鷺田がまだ来ていない。

30分も遅刻しているらしく、金田一の携帯に朱鷺田から電話があり、
親戚の不幸があっていけなくなっってしまった。

宿代は払ってはあるし、終わり次第すぐに金田一と合流するらしい。

「また2人きりの旅になりそうだぜ美雪!」と金田一は嬉しそうに言うが、美雪は「ふーん」といつものことらしく、あまり気になってはいかなった。

火吐潟島に向かう船に乗り込んだ金田一美雪だったが、その船には謎の売れっ子覆面作家集団「ペルソナドール」の3人と
それを追っかけ取材するフリーライター・いつき陽介ら、
さらに、剣持警部もなぜか船に乗っていた!!

船に乗っている関係者達は、人形供養のために火吐潟島に向かっているというが、
剣持警部はとある事件を捜査しているようだった。

(今回の登場人物)

【朱鷺田忍(ときた しのぶ)(34)】

 不動高校社会科教師。金田一美雪が火吐潟島に向かうきっかけを作った人物。
 火吐潟島は祖母に連れて行かれたことがあり旅行代は先生持ち。
 張り切っていたけれども親戚の不幸のため(?)行くのが遅れてしまうようだ。

【まことちゃん(※仮)】

 暗号を解く時、朱鷺田先生との話に出てきた人物。
美雪の幼稚園の頃の友達で、火吐潟島に住んでいるという。

 ちなみに幼稚園の時は同じすみれ組だったがすぐ転校してしまった
けれども美雪は今でも年賀状やメールでやり取りしているという。
幼稚園の頃は色白で細く、いつも人形を抱えていた。


【ピエロ(※仮)】
【日本人形(※仮)】
【ツインドリル(※仮)】

見た目はどう見ても人形っぽい大道芸人3人組(ブキミ仮面トリオ)。
でもその実態は謎の売れっ子覆面作家集団『ペルソナドール』。
全員女性らしい。

【星坂花梨(ほしざか かりん)(27)】

ミステリー雑誌「月刊クィーン」の記者。
いつきの知り合い。
金田一の事は、すっごい難事件を解決してると、いつきさんから聞いているらしい。

【雨野影近(あめの かげちか)(25)】
【詩村瞳(しむら ひとみ)(19)】

人形供養にやってきた人たち。詳細は今のところ不明。


・・・金田一は「人形供養にやってきた人たちは皆シンキ臭い」と思っていた。
 剣持警部も、「人形供養のためにわざわざ離れ小島に来るなんて訳ありに決まっとる」と言っていた。

 また、金田一は火吐潟島に来た目的が暗号であることを剣持警部いつきに伝え、
朱鷺田先生の前で見せたように、暗号を解いて見せていた。

・・・いつきは思っていた。
なぜこれを書いた奴は、なんのためにわざわざ これを?」と思っていた。

(金田一語り)

この時、俺は気づいてはいなかった。

この暗号に込められた恐ろしい邪悪な意図に・・・。
  


<感想>

今回から始まった金田一シリーズの新しいストーリー「人形島殺人事件」。

話の冒頭から人形がリアル過ぎて怖かったです。
秘宝島や露西亜館に出てくる人形みたいにリアルでしたね~。

あと朱鷺田先生、クールビューティー的な感じがしてて良いですね。(=⌒▽⌒=)
薔薇十字の時の白樹先生以来の眼鏡を掛けた女性教師ですね。

で、船に乗り込んでいきなりどう見ても人形っぽい大道芸人3人組(ブキミ仮面トリオ)は自分の中では衝撃的過ぎました。

実際に会ったらずっと気になって視線から離れられないですよ。

でもなんかこの3人、『怪奇サーカスの殺人』以来の怪しさ・・・
このペルソナドール3人組が過去に犯罪を犯していたという過去もってそう・・・

あと朱鷺田先生がまさかの来られなくてあとで合流するって・・・悲恋湖の時の橘川茂さんの悲劇と同じ事にならないでくださいね。

あと舞台が火吐潟島っていう事だから最後らへんで火山が噴火なんてしない事を祈りたい。

そして金田一と美雪の2人が言っていた「まことちゃん」って一体どんな子なんでしょうね。
来週までが楽しみだな~。