今回の舞台は東京のど田舎の「森の小枝コテージ村」。
金田一は美雪、いつきさんと共に「森の小枝コテージ村」に向かっていた。
フリーライター・いつき洋介は、彼が駆け出しのライターだった頃に面倒を見てくれた野間口社長が亡くなったことから、その遺産相続の親族会議のオブザーバーとして参加することになった。
けれども社長の愛人に1週間前に脅迫状が届けられたので金田一に
「その脅迫状の送り主を事件に発展する前に突き止めて欲しい」
と依頼した。
目的地に着き、
メインコテージに入ると遺産相続の候補者達が揃っており、
ピリピリした雰囲気が漂っていた。
<今回の事件の登場人物>
花都千冬(はなと ちふゆ)(38)
・野間口社長の愛人でコテージのオーナー。
ちなみに野間口社長の妻は何年か前に亡くなっていて子供はいないとのこと。
いつきに遺産相続についてオブザーバーを頼んだ。
・また、何者かから脅迫状を受け取ってい て、その内容は以下のとおり。
"愛人ごときが
遺産相続を
主張するなど
言語道断
思い知らせてやる
覚悟をしておけ"
蚊山赤彦(かやま あかひこ)(32)
・野間口社長の甥。「働かずに放蕩三昧」といつきが話していたのでおそらくは無職。
龍木流衣(たつき るい)(28)
・野間口社長の姪。イギリス留学中だったが飛んで帰ってきたという。
五里沢太(ごりさわ ふとし)(65)
・社長の二十年来の大親友で、蚊山と龍木の後見人。
・「血縁こそないが社長の気持ちは誰よりもわかっているつもりだ。
ここはひとつ私に資産の管理をいったん任せてもらってその後公平に・・・」
と言っていたように、野間口社長の遺産のおこぼれに預かろうとしていた。
・彼の発言に対して金田一といつきと美雪は
「ナニ言ってんのこの人・・・」と思っていた。
影原夕菜(かげはら ゆうな)(22)
・野間口社長の娘を名乗る女性だが、野間口社長には子供はいないらしい。
<早くも起こる泥沼遺産相続争い>
影原は皆の前で
「あたしもこんなに一度にいとこができてすごく嬉しい」と発言した時、
「はぁ???」と蚊山と龍木を怒らせていた。
蚊山「野間口のおじさんが外に子供がいたなんて話1ミリも聞いたことねーよ!」
龍木「あたしはあんたのこといとこだなんて認めてないから!」
これに対して影原は
「お父さんは揉め事が嫌いな人だったから最後まで黙っていたと思う」
「DNA鑑定をすれば信じてもらえると思う」
と言っていた。
ちなみに脅迫状が送られてきたことは関係者達には花都は話していないという。
金田一を通していつきが口止めしておいたから。
その上で金田一は犯人しか知らない情報を利用し、うまく会話で誘導し、正体を自分からさらけ出すようにした。
・・・だが、軽く誘導尋問してもみんな乗ってこなかった。
ただいつきは、金田一のことを「一見ただのボンクラだけど実は金田一耕助の孫」と言った時に関係者たちの空気が変わったことを感じ取っていた。
一方金田一は「あまりにも欲ボケした会話にただただ呆れるばかりだ」と思っていたし、
美雪も「お金でギスギスするなんてなんかやだな」と言っていた。
<早くも一人目の被害者が・・・>
皆が泊まるコテージにはバス、トイレはあり、大きな暖炉もあるが
「今は9月でちょっと肌寒いけれども暖炉という季節ではない」と龍木は言っていた。
金田一と美雪が今回の脅迫状の件について話し合っていた時、
いつきの携帯が鳴った。
携帯を見るなり、いつきの表情が変わる。
「?どったのいつきさん・・・仕事のメール?」と金田一がいつきに聞くが、
「なんでもない」と、はぐらかされる。
いつきは自分が泊まるコテージに入った。
コテージの暖炉は、大きさの割に豪勢らしい。
と、ここで"そろそろ約束の時間だ"といってコテージを出て行った。
いつきの携帯に届いたメールは遺産相続の候補者の一人、影原からだった。
いつきが影原から受け取ったメールには・・・
"いつき陽介さま
じつは内密に相談したいことがあります。
深夜11時に、私の13番コテージにいらしてください。
ただし、必ずひとりで、お知り合いの若いお二人も連れて来ないで下さい。よろしくお願いします。
影原夕菜"
と書かれていた。
金田一にはこの事を言わずに約束通り一人で13番コテージに向かったいつき。
ドアをノックするが、返事はない。
いつきはコテージの窓から部屋を調べた。
ドアは内側から二つ掛け金が掛っており、開かない。
いつきが窓から部屋を見渡していると、
部屋の中に人が倒れている姿を発見!
いつきは、急いで玄関のドアをぶち壊し、中に入ると・・・
包丁で自分の首の動脈を切ったかのような形の状態で死んでいる影原夕菜の変わり果てた姿だった。
<事件発生>
・影原が遺体で発見された時は、13番コテージの暖炉の火は燃えていた。
・死んでから30分ぐらいは経っている。
・なおドアには内側から2つ掛け金がかかっていて窓も内側から鍵が。
そして風呂場はドアが空いているが人の気配はなく他に人が隠れられる場所もなかった。
・「影原が自殺でないとしたならば、これは完全な密室殺人だ」
そう、いつきは思っていた・・・。
<個人的感想>
いやぁ~久しぶりの金田一、どれだけ楽しみに待っていた事か。
新シリーズ開幕の事件のタイトルは「なぜ暖炉は燃えていたか?」
今回は遺産相続の問題になっていましたが、いつきさんが言うように「資産のケタがでかけりゃでかいほどエグい争いになる事もある」と言ってましたが、今回の話の前半はまさにその通りの状態でしたね。
人の本性が曝け出されてる感じでしたね。
そりゃ金田一と美雪の2人も呆れるわな~。。(´д`lll)
そして早くも起こってしまった殺人事件。
龍木さんが言うように、「今は9月でちょっと肌寒いけれども暖炉という季節ではない。」
でも事件現場では暖炉の火は燃えていた。
あと、いつきさん宛てに送られたメールは本当に影原さんが打ったメールだったのかな~犯人が送ったメールとの考えられるんだけどな~。
それと被害者殺害後、犯人はどうやって脱出したんでしょうかね?
どう考えても煙突を上って脱出したという方法なんでしょうか?
あと暖炉の火は燃えていたのには、殺害時に使っていた道具を燃やして証拠隠滅する為に、暖炉の火が燃えていたって事も考えられますね。
今回の金田一は短編になるのか長編になるのか、全然分かんないですね。
次回の金田一で展開がどう変わるのか、楽しみですね。
そういえば、金田一のアニメのOPをNEWS、EDをFLOWERの皆さんが歌うらしいですね。
どんな曲になるのか凄く楽しみですね~。
今回のアニメの初回がいきなり「金田一少年の決死行」ですって。
この感じだと自分の予想では「薔薇十字館殺人事件」を最後に持ってくるつもりなのかな?
なんだかそんな感じがしてならないのは自分だけ?
今年の金田一のアニメも漫画も凄く楽しみだな~。
金田一は美雪、いつきさんと共に「森の小枝コテージ村」に向かっていた。
フリーライター・いつき洋介は、彼が駆け出しのライターだった頃に面倒を見てくれた野間口社長が亡くなったことから、その遺産相続の親族会議のオブザーバーとして参加することになった。
けれども社長の愛人に1週間前に脅迫状が届けられたので金田一に
「その脅迫状の送り主を事件に発展する前に突き止めて欲しい」
と依頼した。
目的地に着き、
メインコテージに入ると遺産相続の候補者達が揃っており、
ピリピリした雰囲気が漂っていた。
<今回の事件の登場人物>
花都千冬(はなと ちふゆ)(38)
・野間口社長の愛人でコテージのオーナー。
ちなみに野間口社長の妻は何年か前に亡くなっていて子供はいないとのこと。
いつきに遺産相続についてオブザーバーを頼んだ。
・また、何者かから脅迫状を受け取ってい て、その内容は以下のとおり。
"愛人ごときが
遺産相続を
主張するなど
言語道断
思い知らせてやる
覚悟をしておけ"
蚊山赤彦(かやま あかひこ)(32)
・野間口社長の甥。「働かずに放蕩三昧」といつきが話していたのでおそらくは無職。
龍木流衣(たつき るい)(28)
・野間口社長の姪。イギリス留学中だったが飛んで帰ってきたという。
五里沢太(ごりさわ ふとし)(65)
・社長の二十年来の大親友で、蚊山と龍木の後見人。
・「血縁こそないが社長の気持ちは誰よりもわかっているつもりだ。
ここはひとつ私に資産の管理をいったん任せてもらってその後公平に・・・」
と言っていたように、野間口社長の遺産のおこぼれに預かろうとしていた。
・彼の発言に対して金田一といつきと美雪は
「ナニ言ってんのこの人・・・」と思っていた。
影原夕菜(かげはら ゆうな)(22)
・野間口社長の娘を名乗る女性だが、野間口社長には子供はいないらしい。
<早くも起こる泥沼遺産相続争い>
影原は皆の前で
「あたしもこんなに一度にいとこができてすごく嬉しい」と発言した時、
「はぁ???」と蚊山と龍木を怒らせていた。
蚊山「野間口のおじさんが外に子供がいたなんて話1ミリも聞いたことねーよ!」
龍木「あたしはあんたのこといとこだなんて認めてないから!」
これに対して影原は
「お父さんは揉め事が嫌いな人だったから最後まで黙っていたと思う」
「DNA鑑定をすれば信じてもらえると思う」
と言っていた。
ちなみに脅迫状が送られてきたことは関係者達には花都は話していないという。
金田一を通していつきが口止めしておいたから。
その上で金田一は犯人しか知らない情報を利用し、うまく会話で誘導し、正体を自分からさらけ出すようにした。
・・・だが、軽く誘導尋問してもみんな乗ってこなかった。
ただいつきは、金田一のことを「一見ただのボンクラだけど実は金田一耕助の孫」と言った時に関係者たちの空気が変わったことを感じ取っていた。
一方金田一は「あまりにも欲ボケした会話にただただ呆れるばかりだ」と思っていたし、
美雪も「お金でギスギスするなんてなんかやだな」と言っていた。
<早くも一人目の被害者が・・・>
皆が泊まるコテージにはバス、トイレはあり、大きな暖炉もあるが
「今は9月でちょっと肌寒いけれども暖炉という季節ではない」と龍木は言っていた。
金田一と美雪が今回の脅迫状の件について話し合っていた時、
いつきの携帯が鳴った。
携帯を見るなり、いつきの表情が変わる。
「?どったのいつきさん・・・仕事のメール?」と金田一がいつきに聞くが、
「なんでもない」と、はぐらかされる。
いつきは自分が泊まるコテージに入った。
コテージの暖炉は、大きさの割に豪勢らしい。
と、ここで"そろそろ約束の時間だ"といってコテージを出て行った。
いつきの携帯に届いたメールは遺産相続の候補者の一人、影原からだった。
いつきが影原から受け取ったメールには・・・
"いつき陽介さま
じつは内密に相談したいことがあります。
深夜11時に、私の13番コテージにいらしてください。
ただし、必ずひとりで、お知り合いの若いお二人も連れて来ないで下さい。よろしくお願いします。
影原夕菜"
と書かれていた。
金田一にはこの事を言わずに約束通り一人で13番コテージに向かったいつき。
ドアをノックするが、返事はない。
いつきはコテージの窓から部屋を調べた。
ドアは内側から二つ掛け金が掛っており、開かない。
いつきが窓から部屋を見渡していると、
部屋の中に人が倒れている姿を発見!
いつきは、急いで玄関のドアをぶち壊し、中に入ると・・・
包丁で自分の首の動脈を切ったかのような形の状態で死んでいる影原夕菜の変わり果てた姿だった。
<事件発生>
・影原が遺体で発見された時は、13番コテージの暖炉の火は燃えていた。
・死んでから30分ぐらいは経っている。
・なおドアには内側から2つ掛け金がかかっていて窓も内側から鍵が。
そして風呂場はドアが空いているが人の気配はなく他に人が隠れられる場所もなかった。
・「影原が自殺でないとしたならば、これは完全な密室殺人だ」
そう、いつきは思っていた・・・。
<個人的感想>
いやぁ~久しぶりの金田一、どれだけ楽しみに待っていた事か。
新シリーズ開幕の事件のタイトルは「なぜ暖炉は燃えていたか?」
今回は遺産相続の問題になっていましたが、いつきさんが言うように「資産のケタがでかけりゃでかいほどエグい争いになる事もある」と言ってましたが、今回の話の前半はまさにその通りの状態でしたね。
人の本性が曝け出されてる感じでしたね。
そりゃ金田一と美雪の2人も呆れるわな~。。(´д`lll)
そして早くも起こってしまった殺人事件。
龍木さんが言うように、「今は9月でちょっと肌寒いけれども暖炉という季節ではない。」
でも事件現場では暖炉の火は燃えていた。
あと、いつきさん宛てに送られたメールは本当に影原さんが打ったメールだったのかな~犯人が送ったメールとの考えられるんだけどな~。
それと被害者殺害後、犯人はどうやって脱出したんでしょうかね?
どう考えても煙突を上って脱出したという方法なんでしょうか?
あと暖炉の火は燃えていたのには、殺害時に使っていた道具を燃やして証拠隠滅する為に、暖炉の火が燃えていたって事も考えられますね。
今回の金田一は短編になるのか長編になるのか、全然分かんないですね。
次回の金田一で展開がどう変わるのか、楽しみですね。
そういえば、金田一のアニメのOPをNEWS、EDをFLOWERの皆さんが歌うらしいですね。
どんな曲になるのか凄く楽しみですね~。
今回のアニメの初回がいきなり「金田一少年の決死行」ですって。
この感じだと自分の予想では「薔薇十字館殺人事件」を最後に持ってくるつもりなのかな?
なんだかそんな感じがしてならないのは自分だけ?
今年の金田一のアニメも漫画も凄く楽しみだな~。