今週の金田一は、容疑者達を集めて今回の事件を一から明らかにしていく解答編に突入しました。
==明かされる二重構造殺人の構造!==
金田一は
「この事件は『殺す者』と『アリバイ工作をする者』がそれぞれ別々に行動する二重構造殺人なんだ」
という事を皆に明かした。
さらに金田一は
「真犯人「血吸い桜」は殺された3人と深い関係を持つ人物だ」と断言。
<斧田殺害について>
画家の三夜沢渉子は「夜桜亭」のシェフ、北屋敷剛三と藍染吉野オーナーの共犯説を言ったが金田一はそれを否定。
剣持警部曰く、
「最初の事件後マスターキーが入った金庫の鍵を念の為に警察が預かっていて、
冬部が殺された密室殺人を考えると否定できる」
とのこと。
また謎の老人・虎元勝男は「今回の事件は鬼方桜柳の亡霊の仕業なのでは」と言っていたが金田一は、
「鍵のかかった部屋で殺人を犯して煙のように消える・・・と考えるのは犯人の思う壺であり、
そもそも完全な密室殺人はあるわけがない。」
「『犯人が出て行った後細工をして密室に見せかける』『実は出て行っていなかった』の2つしかないが、
斧田と冬部に関してはこの2つがそれぞれ当てはまる」
と発言。
特に、斧田殺しの時は金田一達が斧田の部屋に入るまでは密室でも何でもなかったが、
「窓を確認し、枝に部屋の鍵が絡みついていることを確認、そして鍵を外しドアに合うかを確認した1分間で密室がでっち上げられていた」
と、金田一は推理していた。
ちなみに冬部は金田一に窓を確認させていたが、
実は冬部は窓の鍵を確認するふりをして窓の鍵を閉めていたのだ!!
つまり金田一の言う『アリバイ工作をする者』は冬部だということになる!
真犯人は衝動的に斧田を殺し証拠隠滅をせずに慌ててその場を去っていったが、冬部はその現場を目撃し、
『ある理由』から真犯人の正体を隠そうとしていた。
そのために鬼方桜柳の猟奇殺人伝説を利用し、斧田の死体に桜の枝を突き刺し、事件をある種の怪談に変え真実から目をそらそうとしていた。
だから斧田の死体が見つかった時は率先して窓の施錠を確認していたのだ!
ちなみに密室殺人ではなかったけれども絵東が殺された時は殺害犯は真犯人だが、冬部は桜の木の根元に死体を移動していた。
==冬部蒼介の最期と防犯ブザーの指紋!==
最後の冬部殺しについて。
鬼方桜柳の伝説になぞらえて冬部は真犯人のために(?)証拠隠滅をしてきたが、
ついに冬部自身が真犯人に命を狙われる時が来た。
その時を確信していた冬部は警察の目をくらまして窓から抜け出し、冬部殺害現場にて待っていた。
そして、冬部が見ていたことを知らない真犯人に刺された。
この時冬部は防犯ブザーを鳴らしたがそれは現場から真犯人を遠ざけるためだった。
防犯ブザーを鳴らされた真犯人はすぐに現場を離れた。
ちなみに真犯人は冬部はの急所を外し即死させることはできなかった。
・・・シャツの袖を掴んで自分の血がつかぬようにドアの内と外の指紋を拭き取り鍵を閉め、
部屋の鍵を絡みつかせた桜の枝を隠しておいたベッドの布団の中から取り出し、
自分の腹に桜の枝を突き立てて息絶えたのだ・・・!!
・・・金田一は内側にも外側にも指紋がついていないドアノブと防犯ブザーに残された指紋から冬部の死の真相に気がついた。
ちなみにカーペットは剣持警部に調べさせたところ、点々とドアに向かい血が落ちていた。
金田一は冬部の死は、「冬部自身が作り上げた密室殺人」と結論づけた。
そして「冬部がかばおうとしていた真犯人はこの中にいる」と言っていた。
という所で第8話が終わりました。
==個人的感想==
ついに「吸血桜殺人事件」が解答編に入りましたね。
二重構造の密室殺人は『殺す者』と『アリバイ工作をする者』に分かれていたんですね。それは全然思いつきませんでした。
あと防犯ブザーの所では真犯人を逃がす為に鳴らしていたなんて思いつかなかったな~。
防犯ブザーは『犯行を防ぐ』と書いて防犯なのに、まさかその犯人を逃がす為の道具に使うとは・・・
そしてついに次回、夜桜亭で起こる吸血桜殺人事件の真犯人が明らかになります!
果たして斧田、絵東、冬部の3人を死に追いやった真犯人は一体誰なのか!?
次回の金田一が楽しみです。
==明かされる二重構造殺人の構造!==
金田一は
「この事件は『殺す者』と『アリバイ工作をする者』がそれぞれ別々に行動する二重構造殺人なんだ」
という事を皆に明かした。
さらに金田一は
「真犯人「血吸い桜」は殺された3人と深い関係を持つ人物だ」と断言。
<斧田殺害について>
画家の三夜沢渉子は「夜桜亭」のシェフ、北屋敷剛三と藍染吉野オーナーの共犯説を言ったが金田一はそれを否定。
剣持警部曰く、
「最初の事件後マスターキーが入った金庫の鍵を念の為に警察が預かっていて、
冬部が殺された密室殺人を考えると否定できる」
とのこと。
また謎の老人・虎元勝男は「今回の事件は鬼方桜柳の亡霊の仕業なのでは」と言っていたが金田一は、
「鍵のかかった部屋で殺人を犯して煙のように消える・・・と考えるのは犯人の思う壺であり、
そもそも完全な密室殺人はあるわけがない。」
「『犯人が出て行った後細工をして密室に見せかける』『実は出て行っていなかった』の2つしかないが、
斧田と冬部に関してはこの2つがそれぞれ当てはまる」
と発言。
特に、斧田殺しの時は金田一達が斧田の部屋に入るまでは密室でも何でもなかったが、
「窓を確認し、枝に部屋の鍵が絡みついていることを確認、そして鍵を外しドアに合うかを確認した1分間で密室がでっち上げられていた」
と、金田一は推理していた。
ちなみに冬部は金田一に窓を確認させていたが、
実は冬部は窓の鍵を確認するふりをして窓の鍵を閉めていたのだ!!
つまり金田一の言う『アリバイ工作をする者』は冬部だということになる!
真犯人は衝動的に斧田を殺し証拠隠滅をせずに慌ててその場を去っていったが、冬部はその現場を目撃し、
『ある理由』から真犯人の正体を隠そうとしていた。
そのために鬼方桜柳の猟奇殺人伝説を利用し、斧田の死体に桜の枝を突き刺し、事件をある種の怪談に変え真実から目をそらそうとしていた。
だから斧田の死体が見つかった時は率先して窓の施錠を確認していたのだ!
ちなみに密室殺人ではなかったけれども絵東が殺された時は殺害犯は真犯人だが、冬部は桜の木の根元に死体を移動していた。
==冬部蒼介の最期と防犯ブザーの指紋!==
最後の冬部殺しについて。
鬼方桜柳の伝説になぞらえて冬部は真犯人のために(?)証拠隠滅をしてきたが、
ついに冬部自身が真犯人に命を狙われる時が来た。
その時を確信していた冬部は警察の目をくらまして窓から抜け出し、冬部殺害現場にて待っていた。
そして、冬部が見ていたことを知らない真犯人に刺された。
この時冬部は防犯ブザーを鳴らしたがそれは現場から真犯人を遠ざけるためだった。
防犯ブザーを鳴らされた真犯人はすぐに現場を離れた。
ちなみに真犯人は冬部はの急所を外し即死させることはできなかった。
・・・シャツの袖を掴んで自分の血がつかぬようにドアの内と外の指紋を拭き取り鍵を閉め、
部屋の鍵を絡みつかせた桜の枝を隠しておいたベッドの布団の中から取り出し、
自分の腹に桜の枝を突き立てて息絶えたのだ・・・!!
・・・金田一は内側にも外側にも指紋がついていないドアノブと防犯ブザーに残された指紋から冬部の死の真相に気がついた。
ちなみにカーペットは剣持警部に調べさせたところ、点々とドアに向かい血が落ちていた。
金田一は冬部の死は、「冬部自身が作り上げた密室殺人」と結論づけた。
そして「冬部がかばおうとしていた真犯人はこの中にいる」と言っていた。
という所で第8話が終わりました。
==個人的感想==
ついに「吸血桜殺人事件」が解答編に入りましたね。
二重構造の密室殺人は『殺す者』と『アリバイ工作をする者』に分かれていたんですね。それは全然思いつきませんでした。
あと防犯ブザーの所では真犯人を逃がす為に鳴らしていたなんて思いつかなかったな~。
防犯ブザーは『犯行を防ぐ』と書いて防犯なのに、まさかその犯人を逃がす為の道具に使うとは・・・
そしてついに次回、夜桜亭で起こる吸血桜殺人事件の真犯人が明らかになります!
果たして斧田、絵東、冬部の3人を死に追いやった真犯人は一体誰なのか!?
次回の金田一が楽しみです。