==おさらい==
金田一一と七瀬美雪は、不動高校ミステリー研究部の新歓のために30年前の未解決猟奇殺人事件について調べることになり東京都の田舎にあるという夜桜郷と宿泊先の夜桜亭を訪れる。
しかしその夜桜亭の宿泊客、斧田鏡一郎が心臓に桜の木の枝が刺さっている状態で発見される。さらに弁護士の冬部蒼介と行動を共にし、夜桜亭を去ろうとしていた医者の絵東ちなつが心臓にナイフが刺さっている状態で発見された。
==何気ない夕食と昔話==
画家の三夜沢渉子さんの提案により、金田一君が
「空席をなくしてみんなで集まりながら食事しませんか?」
と呼びかけていた。
金田一君の目的は
「それとなく昔話をふり、今回の事件に関していろいろ聞きこんでみる」というのが目的。
「そういえば金田一先輩と七瀬先輩って小学生の時からの同級生なんですよね?」
と、佐木の話から小学校の頃の席が話題になっていた。
ちなみに一と美雪は席も隣同士で大体は名簿順の席だが、
隣の席の人と話をつけて席を変えてもらったことがあるという。
(※美雪はその話は初耳。)
==関係者達の小学校の席についての会話==
<敷島大悟>
「男女一列ずつ交互に名前の順で並んでたから僕の隣は同じ『し』で始まる『柴田』って娘だった」
「出席番号は忘れてしまったが、先生の真正面だったのは覚えてる。
やりづらかったなあ、あれは!」
<冬部蒼介>
「死んだ絵東と斧田も小学校の頃からの仲間で、1年の時は隣同士だった」
<三夜沢渉子>
「1年の時から後ろに何人もいなかった。番号まではさすがに覚えていないけど…」
<佐木竜二>
「小1の時の出席番号は確か10番」
<七瀬美雪>
「クラス替えが二度もあったから忘れちゃった」
<葉崎栞>
「21番でした」
==金田一君のさり気ない質問==
金田一君は、敷島と葉崎に
「歳も同じくらいだし、同じ学校で机を並べていてもおかしくないと思った」と発言。
その発言に葉崎は、
「あたしは静岡ですけど敷島さんは確か千葉県の出身で…」
敷島は、
「そう! これだけ遠くちゃ同じ学校どころかすれ違うのも無理だよ!」と発言。
また、藍染オーナーと虎元勝男について
「割と歳が近いですね」と言っていた。
ちなみに藍染の歳は70代前半で、虎元のほうが藍染より少し上らしい。
けれども虎元は「そうでしたかな?」と言っていた。
そしてデザートを持ってきた北屋敷シェフに彼の家族が亡くなった理由は何かを聞いていた。
「事故で妻と子を一度に亡くした」と、言っていた。
==夕食後==
金田一君は夕飯の会話の中で、「違和感」を感じていた。
「違和感があったような…いや、絶対あった!!
どーにもこー気持ち悪い感じが抜けねーんだ!!」と頭を悩ませていた。
さらに金田一君は、未だ『冬部犯人説』を捨て切れずにいた。
そもそも金田一君と剣持警部が冬部を疑っていた理由は、
冬部が中学時代に斧田と絵東とともに青桐岳人を死に追いやったことを冬部自らが明かしていて、
それに関して剣持警部が同僚に冬部の過去の事件を調べさせた結果、関係者の中で青桐家と接点があるのは冬部のみだった。
特に冬部は犯人かそれとも狙われる側か、彼自身が殺されるまではわかっていなかったが
冬部は捜査に非協力的だった。
佐木竜二は
「いっそ適当な理由をつけて警察に冬部の身柄を拘束してはどうか」と言っていたが、
「警察は理由もなしに一般市民の身柄は拘束できず、冬部は弁護士なので下手な真似をしたらつけこまれエライ目に合わされる」
と剣持警部は言っていた。
さらに金田一君は
・「冬部が犯人ならば説明がつくことはいくつがあるが、何となくしっくり来ない。
本当に冬部が昔の仲間を殺したのか、あるいは全く別の誰かが犯人なのか…」
・「ただ、殺人鬼・鬼方桜柳が舞い戻ったわけではなく、自分も知らない秘密が隠されている。
犯人は必ず夜桜亭に揃ったメンバーの中にいて、
死体に桜の枝を突き立てたり血吸い桜の根元に死体を置いたのもすべて何らかの理由がある」
と、考えていた。
==第3の殺人==
冬部殺しを金田一君が知ったきっかけは、藍染吉野オーナーの足音。
西棟で警報音が鳴り続けているのを藍染オーナーが聞き、シェフの北屋敷剛三のところにマスターキーをもらおうとしていた。
一方で剣持警部は見張りの警官が警報音に気づいて入ろうとしたが鍵がかかっていることをはじめに伝えていた。
ちなみに警報音の正体は、冬部が持っていたと思われる護身ブザーだったようだ。
鍵をあけて部屋に入ると、金田一君と剣持警部が今回の事件の容疑者と踏んでいた弁護士の冬部が、夜桜亭の西棟の空き部屋で斧田と同様に腹部に桜の木の枝が刺さっている状態で遺体で発見された。
しかも枝には、斧田の時と同様に鍵がついていた。
状況も斧田殺し同様、窓の鍵が閉まっている状況。
ついに第3の殺人が行われてしまった・・・
==個人的感想==
いやぁ~久しぶりの金田一でした。
今日まで金田一が楽しみでしょうがなかったです。
皆で食事をして、昔話の所で敷島さんが「出席番号は忘れたけど、先生の真正面だったのは覚えてる」って言ってたけど、大抵その席になる時って、視力が悪いとか難聴だったりする人が前の席になったりするんじゃないかな?
ちょっと敷島さんが怪しく感じてなりません。
そして、ついに起きてしまった第3の殺人。
見張りの警官が寝ている隙を狙うって、今回の犯人、頭いいですね。
やっぱりリアルチートなのか?
果たして犯人は一体どうやって密室殺人をやってのけたのか!?
そして斧田、絵東、冬部の3人を殺した犯人は一体誰なのか!?
来週の金田一少年の事件簿が楽しみです。
金田一一と七瀬美雪は、不動高校ミステリー研究部の新歓のために30年前の未解決猟奇殺人事件について調べることになり東京都の田舎にあるという夜桜郷と宿泊先の夜桜亭を訪れる。
しかしその夜桜亭の宿泊客、斧田鏡一郎が心臓に桜の木の枝が刺さっている状態で発見される。さらに弁護士の冬部蒼介と行動を共にし、夜桜亭を去ろうとしていた医者の絵東ちなつが心臓にナイフが刺さっている状態で発見された。
==何気ない夕食と昔話==
画家の三夜沢渉子さんの提案により、金田一君が
「空席をなくしてみんなで集まりながら食事しませんか?」
と呼びかけていた。
金田一君の目的は
「それとなく昔話をふり、今回の事件に関していろいろ聞きこんでみる」というのが目的。
「そういえば金田一先輩と七瀬先輩って小学生の時からの同級生なんですよね?」
と、佐木の話から小学校の頃の席が話題になっていた。
ちなみに一と美雪は席も隣同士で大体は名簿順の席だが、
隣の席の人と話をつけて席を変えてもらったことがあるという。
(※美雪はその話は初耳。)
==関係者達の小学校の席についての会話==
<敷島大悟>
「男女一列ずつ交互に名前の順で並んでたから僕の隣は同じ『し』で始まる『柴田』って娘だった」
「出席番号は忘れてしまったが、先生の真正面だったのは覚えてる。
やりづらかったなあ、あれは!」
<冬部蒼介>
「死んだ絵東と斧田も小学校の頃からの仲間で、1年の時は隣同士だった」
<三夜沢渉子>
「1年の時から後ろに何人もいなかった。番号まではさすがに覚えていないけど…」
<佐木竜二>
「小1の時の出席番号は確か10番」
<七瀬美雪>
「クラス替えが二度もあったから忘れちゃった」
<葉崎栞>
「21番でした」
==金田一君のさり気ない質問==
金田一君は、敷島と葉崎に
「歳も同じくらいだし、同じ学校で机を並べていてもおかしくないと思った」と発言。
その発言に葉崎は、
「あたしは静岡ですけど敷島さんは確か千葉県の出身で…」
敷島は、
「そう! これだけ遠くちゃ同じ学校どころかすれ違うのも無理だよ!」と発言。
また、藍染オーナーと虎元勝男について
「割と歳が近いですね」と言っていた。
ちなみに藍染の歳は70代前半で、虎元のほうが藍染より少し上らしい。
けれども虎元は「そうでしたかな?」と言っていた。
そしてデザートを持ってきた北屋敷シェフに彼の家族が亡くなった理由は何かを聞いていた。
「事故で妻と子を一度に亡くした」と、言っていた。
==夕食後==
金田一君は夕飯の会話の中で、「違和感」を感じていた。
「違和感があったような…いや、絶対あった!!
どーにもこー気持ち悪い感じが抜けねーんだ!!」と頭を悩ませていた。
さらに金田一君は、未だ『冬部犯人説』を捨て切れずにいた。
そもそも金田一君と剣持警部が冬部を疑っていた理由は、
冬部が中学時代に斧田と絵東とともに青桐岳人を死に追いやったことを冬部自らが明かしていて、
それに関して剣持警部が同僚に冬部の過去の事件を調べさせた結果、関係者の中で青桐家と接点があるのは冬部のみだった。
特に冬部は犯人かそれとも狙われる側か、彼自身が殺されるまではわかっていなかったが
冬部は捜査に非協力的だった。
佐木竜二は
「いっそ適当な理由をつけて警察に冬部の身柄を拘束してはどうか」と言っていたが、
「警察は理由もなしに一般市民の身柄は拘束できず、冬部は弁護士なので下手な真似をしたらつけこまれエライ目に合わされる」
と剣持警部は言っていた。
さらに金田一君は
・「冬部が犯人ならば説明がつくことはいくつがあるが、何となくしっくり来ない。
本当に冬部が昔の仲間を殺したのか、あるいは全く別の誰かが犯人なのか…」
・「ただ、殺人鬼・鬼方桜柳が舞い戻ったわけではなく、自分も知らない秘密が隠されている。
犯人は必ず夜桜亭に揃ったメンバーの中にいて、
死体に桜の枝を突き立てたり血吸い桜の根元に死体を置いたのもすべて何らかの理由がある」
と、考えていた。
==第3の殺人==
冬部殺しを金田一君が知ったきっかけは、藍染吉野オーナーの足音。
西棟で警報音が鳴り続けているのを藍染オーナーが聞き、シェフの北屋敷剛三のところにマスターキーをもらおうとしていた。
一方で剣持警部は見張りの警官が警報音に気づいて入ろうとしたが鍵がかかっていることをはじめに伝えていた。
ちなみに警報音の正体は、冬部が持っていたと思われる護身ブザーだったようだ。
鍵をあけて部屋に入ると、金田一君と剣持警部が今回の事件の容疑者と踏んでいた弁護士の冬部が、夜桜亭の西棟の空き部屋で斧田と同様に腹部に桜の木の枝が刺さっている状態で遺体で発見された。
しかも枝には、斧田の時と同様に鍵がついていた。
状況も斧田殺し同様、窓の鍵が閉まっている状況。
ついに第3の殺人が行われてしまった・・・
==個人的感想==
いやぁ~久しぶりの金田一でした。
今日まで金田一が楽しみでしょうがなかったです。
皆で食事をして、昔話の所で敷島さんが「出席番号は忘れたけど、先生の真正面だったのは覚えてる」って言ってたけど、大抵その席になる時って、視力が悪いとか難聴だったりする人が前の席になったりするんじゃないかな?
ちょっと敷島さんが怪しく感じてなりません。
そして、ついに起きてしまった第3の殺人。
見張りの警官が寝ている隙を狙うって、今回の犯人、頭いいですね。
やっぱりリアルチートなのか?
果たして犯人は一体どうやって密室殺人をやってのけたのか!?
そして斧田、絵東、冬部の3人を殺した犯人は一体誰なのか!?
来週の金田一少年の事件簿が楽しみです。