夜桜亭に訪れた金田一、美雪、佐木2号の3人。
しかし夜桜亭で宿泊客の斧田鏡一郎が心臓に桜の枝が刺さっている状態で発見され、
そしてまた、第2の殺人が起きてしまった。(金田一風)
今回の金田一は第2の殺人が起こった直後からのシーンでしたね。
剣持警部が警察本部に連絡して関係者の身元を調べようとしている隙に第2の殺人を起こすなんて、
犯人リアルチート過ぎる。(-。-;)
==第2の殺人の検証==
・絵東殺害の犯行時刻は3時から3時半の間
・絵東が夜桜亭をチェックアウトしたのは午後2時半過ぎ
・絵東が夜桜亭をチェックアウトするのにアルバイトの葉崎栞が対応していて、オーナーの藍染吉野もその場にいた。
この3点ぐらいかな?
絵東の遺体にはシェフの北屋敷剛三は
「『あの殺人鬼』(鬼方桜柳)が舞い戻ってきたとしか思えない」と発言。
画家の三夜沢渉子は「こっそりと一人で逃げ出そうとしたところを狙われた」。
「きっと犯人はどこかに隠れて自分たちを見張り、そして逃げ出そうとするものから殺し、『血吸い桜』の餌食にするつもり」と語っていた。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」
梶井基次郎の『桜の樹の下には』の冒頭部分を引用して語ったのは虎元勝男。
「な…なにこの人」と金田一は思い、
「そんなこと今言うなんてなんだか怖い…」と美雪。
そりゃ怖いわな~死体を見て『桜の樹の下には』の冒頭部分を言ってるなんて。
僕もそんな人見たら怖いわ。(-。-;)
第2の殺人が起こってしまった為、剣持警部と金田一は、事情聴取を再開する事に。
==葉崎栞&敷島大悟==
最初の事情聴取を受けたのは、夜桜亭のアルバイト2人。
葉崎は今年の春から夜桜亭のアルバイトを始め、敷島は去年の春から秋にかけて夜桜亭のアルバイトを始め、今回が2回目だという。
敷島曰く「冬は客が来ないらしい。」
犯行時刻の3時から3時半の間は、敷島は客室の掃除と、北屋敷と共に夕食の仕込みを行っていた。
葉崎はフロントの番、裏のゴミの処分を行っていた。
==北屋敷剛三&藍染吉野==
次に事情聴取を受けたのはシェフの北屋敷とオーナーの藍染の2人。
犯行時刻の際、北屋敷は厨房で夕食の仕込みをしており、
敷島が手伝っていたことについても触れていた。
藍染オーナーは一人で客のシーツを洗濯していたという。
ここで金田一が2人に家族関係について質問をする。
藍染オーナーは天涯孤独、そして北屋敷は妻子がいたけれどもふたりとも亡くなったので長いこと独り身だったという。
特にはじめは藍染オーナーが結婚しなかったのかについて若い頃の藍染オーナーの写真を引き合いに出して
「あれならすごくモテたのでは?」と聞いたが、
「まあ…いろいろな事情があるのよ、坊や。」と言われてしまった。
==三夜沢渉子==
次に事情聴取を受けたのは画家の三夜沢渉子。
3時から3時半の間には三夜沢は外で血吸い桜の絵を描いていて、
「絵東は見かけなかったがマスクの男(虎元勝男)」を見たと言っていた。
血のような桜について剣持警部は「縁起でもない」と言っていたけれども、
「この地で咲く紅い桜の美しさは神々しいばかり」と言っていた。
ただ、第1の犠牲者となった斧田については
「毎年年齢に似合わない高級ワインを持ってきて振る舞うのが、品がないことこの上なくいけすかなかった」と言っていた。
==虎元勝男==
最後に事情聴取したのは、虎元勝男。
剣持警部は虎元に対して3時から3時半の間にどこで何をしていたかを聞くと
「部屋にいた」と言っていた。
剣持警部は三夜沢の目撃談から矛盾を突こうとしていて、その狙いに金田一も気がついてた。
三夜沢の証言とは違っているが、虎元も
「その証言者が嘘を付いているかもしれない、
ウソでないなら何かの勘違い…人違いでは」と譲らなかった。
「…この爺さん、何かあるぞ」と思う剣持警部を見て、金田一は虎元にマスクを外してもらうように言った。
ピクッとなる虎元だったが、警察に言われたら仕方ない、とマスクを外した。
するとあごから口を通って左頬につながる切り傷のあとがあった。
これで事情聴取終了。
==事情聴取後==
金田一は「ここまで得た情報の中に重要なヒントがあるような気がしてならない」
「喉に魚の小骨が引っかかったような嫌な感じがする」
「この事件の動機に過去の犯罪…
斧田、絵東、そして冬部が中学生の時に青桐岳人を校舎から飛び降りさせて殺してしまったことに関係があるとしたら冬部が最後のターゲットになるだろう」
と考えていた。
「あるいはひょっとして、冬部本人が犯人という可能性も…
斧田と絵東が死ねば口の堅い警察を除いて彼の過去を知るものは誰もいなくなる…
そのために昔の仲間を殺した可能性もある…」
とも考えていた。
剣持警部は冬部について
「冬部に護衛を断られたが、さすがに本人も警戒しているだろうし、簡単にはやられはしない」
と言っていた…。
果たして斧田と絵東を殺した犯人は一体誰なのか?
・・・という所で今回の第5話が終わりました。
次回の金田一は作者が取材の為、休載。
6月に入らないと見れないのか。(-。-;)
今回で吸血桜の問題編が終わったのかな?
次回は解決編に移りそうな感じです。
果たして次回、どこまで進展するのか、凄く楽しみです。
しかし夜桜亭で宿泊客の斧田鏡一郎が心臓に桜の枝が刺さっている状態で発見され、
そしてまた、第2の殺人が起きてしまった。(金田一風)
今回の金田一は第2の殺人が起こった直後からのシーンでしたね。
剣持警部が警察本部に連絡して関係者の身元を調べようとしている隙に第2の殺人を起こすなんて、
犯人リアルチート過ぎる。(-。-;)
==第2の殺人の検証==
・絵東殺害の犯行時刻は3時から3時半の間
・絵東が夜桜亭をチェックアウトしたのは午後2時半過ぎ
・絵東が夜桜亭をチェックアウトするのにアルバイトの葉崎栞が対応していて、オーナーの藍染吉野もその場にいた。
この3点ぐらいかな?
絵東の遺体にはシェフの北屋敷剛三は
「『あの殺人鬼』(鬼方桜柳)が舞い戻ってきたとしか思えない」と発言。
画家の三夜沢渉子は「こっそりと一人で逃げ出そうとしたところを狙われた」。
「きっと犯人はどこかに隠れて自分たちを見張り、そして逃げ出そうとするものから殺し、『血吸い桜』の餌食にするつもり」と語っていた。
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」
梶井基次郎の『桜の樹の下には』の冒頭部分を引用して語ったのは虎元勝男。
「な…なにこの人」と金田一は思い、
「そんなこと今言うなんてなんだか怖い…」と美雪。
そりゃ怖いわな~死体を見て『桜の樹の下には』の冒頭部分を言ってるなんて。
僕もそんな人見たら怖いわ。(-。-;)
第2の殺人が起こってしまった為、剣持警部と金田一は、事情聴取を再開する事に。
==葉崎栞&敷島大悟==
最初の事情聴取を受けたのは、夜桜亭のアルバイト2人。
葉崎は今年の春から夜桜亭のアルバイトを始め、敷島は去年の春から秋にかけて夜桜亭のアルバイトを始め、今回が2回目だという。
敷島曰く「冬は客が来ないらしい。」
犯行時刻の3時から3時半の間は、敷島は客室の掃除と、北屋敷と共に夕食の仕込みを行っていた。
葉崎はフロントの番、裏のゴミの処分を行っていた。
==北屋敷剛三&藍染吉野==
次に事情聴取を受けたのはシェフの北屋敷とオーナーの藍染の2人。
犯行時刻の際、北屋敷は厨房で夕食の仕込みをしており、
敷島が手伝っていたことについても触れていた。
藍染オーナーは一人で客のシーツを洗濯していたという。
ここで金田一が2人に家族関係について質問をする。
藍染オーナーは天涯孤独、そして北屋敷は妻子がいたけれどもふたりとも亡くなったので長いこと独り身だったという。
特にはじめは藍染オーナーが結婚しなかったのかについて若い頃の藍染オーナーの写真を引き合いに出して
「あれならすごくモテたのでは?」と聞いたが、
「まあ…いろいろな事情があるのよ、坊や。」と言われてしまった。
==三夜沢渉子==
次に事情聴取を受けたのは画家の三夜沢渉子。
3時から3時半の間には三夜沢は外で血吸い桜の絵を描いていて、
「絵東は見かけなかったがマスクの男(虎元勝男)」を見たと言っていた。
血のような桜について剣持警部は「縁起でもない」と言っていたけれども、
「この地で咲く紅い桜の美しさは神々しいばかり」と言っていた。
ただ、第1の犠牲者となった斧田については
「毎年年齢に似合わない高級ワインを持ってきて振る舞うのが、品がないことこの上なくいけすかなかった」と言っていた。
==虎元勝男==
最後に事情聴取したのは、虎元勝男。
剣持警部は虎元に対して3時から3時半の間にどこで何をしていたかを聞くと
「部屋にいた」と言っていた。
剣持警部は三夜沢の目撃談から矛盾を突こうとしていて、その狙いに金田一も気がついてた。
三夜沢の証言とは違っているが、虎元も
「その証言者が嘘を付いているかもしれない、
ウソでないなら何かの勘違い…人違いでは」と譲らなかった。
「…この爺さん、何かあるぞ」と思う剣持警部を見て、金田一は虎元にマスクを外してもらうように言った。
ピクッとなる虎元だったが、警察に言われたら仕方ない、とマスクを外した。
するとあごから口を通って左頬につながる切り傷のあとがあった。
これで事情聴取終了。
==事情聴取後==
金田一は「ここまで得た情報の中に重要なヒントがあるような気がしてならない」
「喉に魚の小骨が引っかかったような嫌な感じがする」
「この事件の動機に過去の犯罪…
斧田、絵東、そして冬部が中学生の時に青桐岳人を校舎から飛び降りさせて殺してしまったことに関係があるとしたら冬部が最後のターゲットになるだろう」
と考えていた。
「あるいはひょっとして、冬部本人が犯人という可能性も…
斧田と絵東が死ねば口の堅い警察を除いて彼の過去を知るものは誰もいなくなる…
そのために昔の仲間を殺した可能性もある…」
とも考えていた。
剣持警部は冬部について
「冬部に護衛を断られたが、さすがに本人も警戒しているだろうし、簡単にはやられはしない」
と言っていた…。
果たして斧田と絵東を殺した犯人は一体誰なのか?
・・・という所で今回の第5話が終わりました。
次回の金田一は作者が取材の為、休載。
6月に入らないと見れないのか。(-。-;)
今回で吸血桜の問題編が終わったのかな?
次回は解決編に移りそうな感じです。
果たして次回、どこまで進展するのか、凄く楽しみです。