日脚が早いですね。
終業しての帰り支度をしていると窓の外は暗い。職場の建物を出るときに警備室前を通るのですが、いつもの警備員さんが玄関に出てじっと空を眺めていました。
やや西の空に三日月が光っています。そして離れた場所には一段と明るい星が一つ。
「お疲れさまでした。気を付けてお帰りください」と声をかけてくれます。
私も一緒に空を見上げて「月がきれいですね、遠くの星は宵の明星でしょうか?」と聞くと、そうですね、金星ですね、と返事が。
たった数秒の会話ですが、何となく警備員さんのお人柄がわかるようなひと時です。
私も夏の疲れが長引いてすっきりとしない毎日を送っていますが、やっとここにきて楽になったような気がします。
漢方薬や栄養ドリンクや滋養になるという食材を買って試していますが、やはり季節の落ち着きでしょうか。何といってもこの季節が一番好き。秋の終わり木枯らしがもうすぐ来るかな?と楽しみに待ちながら落葉し始めた木々を見上げるのが、一番のごちそうです。11月が好きなのは誕生月だから。そして、誕生日を迎えた日、雑貨屋さんで小さな物を買って(今年はマグカップでした)自宅でゆっくりと紅茶を飲みます。時々スマホを確認して、誕生日のお祝いメールを確認します。
今年も来ていない。でも、11月の終わりごろに「そういえばこの前、誕生日だったね、おめでとう」なんていうラインがきたらそれはそれで嬉しい。
最近の頂き物…栗とハーブティ、どちらも好物