眼瞼下垂についてご質問がありましたので | 山口いづみ オフィシャルブログ powered by Ameba

眼瞼下垂についてご質問がありましたので

先日、コメント欄に眼瞼下垂のことについてのご質問がありました。

悩んでいらっしゃる方の話もよく聞きます。

 
立場上あまり個人情報になることはお話しできず申し訳ないのですが、
わずかでもお役に立てることがありましたらと私が経験した事や思いをお伝えしようと思います。
 
 
眼瞼下垂は命に関わるような大きな病気ではありませんが、
まぶたが落ちてくることにより生活が不自由になり、
また心が沈み、前向きになれなくなります。
 
私はわりとポジティブ人間なので頑張れていた方だと思いますが、
手術に踏み切った一番の理由は心が頑張れなくなったから。
 
私の場合は右まぶたが瞳にかかるほどになり、気付くと無意識に右手でまぶたをあげながらPCで作業したり運転したりしていました。
 
首肩が激しく凝り、頭が重く、
関連性ははっきりしませんがドライアイが酷くなり、
まぶたの落ちている方の角膜に傷ができて充血し、
角膜を保護する目薬やステロイドの目薬を使い続ける日々でした。
 
写真を撮ると明らかに左右の差があり、自分をさらすお仕事をしてはいけない状態でした。
 
ご相談させて頂きました病院も眼科数カ所、大学病院の形成外科2カ所、美容外科1カ所と迷いに迷いました。
 
最初診て頂きました大学病院の教授の先生からは、私の心配を打ち消してくれるような細かい説明を頂けず…どうしても次の段階へ踏み切れませんでした。
重症な患者さんの手術を毎日する大病院では眼瞼下垂なんて手術の内に入らないのだとは思います。
でも私女だし、顔だし、まして女優だし。。。
 
そんなことで一旦決めた手術日程を先送りして迷っていたある日、
友人に誘われた食事会でお隣だった方が別病院の脳外科のお医者様だったんですよ!脳外科の先生にお話しするようなことではないのですが、今自分が迷い悩んでいる眼瞼下垂について愚痴ったことから、そちらの大学病院の形成でご相談させて頂くことになり、眼瞼下垂の術例が多いという女医さんをご紹介頂き診断して頂きました。
 
お医者様に自分を委ねるのって正直賭けですよね。
納得いくまで探していると症状が進んでしまうかもしれないし…
 
そうそう、私は大学病院とその後手術して頂いた大学病院の間に美容整形外科にも行ってご相談したのですが、その先生にはきっぱり断られたんですよ。
眼瞼下垂はまぶたの中の筋肉を縮める手術をするのですが、私の場合かなり下垂が酷かったのでしょうね。形成外科に行くように言われました。
ちゃんと断ってくださった先生すごい!
 
 
おかげさまで今私の目は左右ちゃんと開くようになりました。
ちょっと長くなりましたので、
手術中のアクシデントやその後のお話しは次回に。
 
少しでも同じ症状で悩んでいらっしゃる皆様の心が軽くなりますように願っております。