ご報告
ご報告させて頂きます。
かねてよりご心配おかけしておりました母が
10月6日に亡くなりました。
91歳老衰でした。
老衰での最期です!
何も言うことありません。
以前にも書かせて頂きましたが、
今年に入り脛椎を痛め、足や手の神経に影響が出て、ベッドから車椅子への乗移りもままならなくなり、お箸が使えなくなり、そのうちにスプーンも握れなくなり、柔らかいお食事も飲み込めなくなって…最終的には薬も飲めなくなりました。
歌舞伎に行きたい、孫と外出したい、お寿司を食べたい、という母の細やかな楽しみがどんどん奪われてきて…
母の気持ちの中では以前のように生活できないイライラや諦めや情けなさの葛藤で、悪魔のような暴言を吐いたり、いい人だったりを繰り返すようになっていきました。
ここ三年ほどは母は私の自宅近くにあるホームで過ごさせて頂いたのですが、これ以上何も望めないほどのケアをして頂き、有り難くて毎日私は感謝感謝の気持ちでおりました。
一昨日昨日執り行われたお通夜葬儀は、母の生前の望み通りに、家族と、母が親しくして頂いたわずかな方だけにお知らせてしての家族葬にさせて頂きました。
現在「ハイキュー!!」という舞台に出演させて頂いている長男賢人はお通夜のみで葬儀には参列出来ず葬儀が始まる前におばあちゃんの顔を見て声をかけて福岡に向かって行きました。
葬儀の日が誕生日だった長男は感慨深い思いだったことだと思います。
次男に遺影を抱いてもらって母は「ゆーちゃん、ばあばは嬉しいよ。最高だぁ!」と言っている声が聞こえるようでした。母の手を握り「心配しないで、僕頑張るよ」と語りかけていたのをきっと母は祈る気持ちで応援していることでしょう。
生前母がお世話なりました皆様にこちらの場を借りてご報告させて頂きます失礼をお許しください。
これまで大変お世話になり誠にありがとうございました。