ミドリ色が好きだけど

ミドリ色が好きだけど

でも緑内障はちょっと、ねぇ…

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先日、緑内障の市民公開講座を
聴講してきました。

再三繰り返されていたのは、
「早期発見・早期治療すれば
 怖い病気ではない
 希望をもって治療に取り組むように」
という事。

以下、印象に残った事柄を、質疑応答
部分も含めて備忘録として列記します。
講演資料はスクリーン投影のみ、暗がりの
中での走り書きメモであり、正確性に欠ける
部分も少なくないであろう事は
ご承知おき下さい。
なお数字は、少し丸めて記しています。

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1. 日常生活における注意点
決められた時間にきちんと目薬を使い
通院していれば、特に気にする事はない。
(点眼時間は1時間程度の前後は問題なし
 朝の点眼を昼に、というのはNG)
横になると眼圧が上がるのは事実だが、
気にせず寝て。

2. 専門医へのかかり方
個々のケースで異なるが、かかりつけ医には
1~3ヵ月毎に診てもらうとして、
緑内障専門医の診察も半年~1・2年毎に
受けて。
病気の進行や治療方針、手術の要否等
確認してもらうといい。

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■長期的な治療成績

3. 前視野緑内障
決して安心できるものではない(!!!)。
診断後、視野障害が発生するまでの期間は
5年以内 25%
10年以内 45%
20年以内 75%

4. 手術後の視野障害の進行
術後の進行が3dB以内に収まっている割合。
(3dB=視野全体の10%の欠損)
術後
1年 ほぼ100%
20年 60%

5. 手術時の病期別、術後20年後に
 失明「しなかった」割合
-22dBを失明とする
手術時に
-12dB以下(未満?) 100%
-12dB~-18dB 90%
-18dB以上(超過?) 60%弱

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■今後10年以内に利用可能になりそうな
治療法

6. 薬剤を含む器具を瞼の裏に挿入
器具から半年~1年等の期間、薬剤が
出てくる。点眼忘れ・失敗がなくなる。

7. 手術で使うデバイス
iStent(これ既に使われている?)、
CyPass(現在発売停止中)、Xen、InnFocus

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8. 神経保護による緑内障治療
アルツハイマー病治療薬を用いた緑内障
治療効果について、明確なエビデンスは
得られなかったと18年末に報告。
今後10年は神経保護の分野からの治療は
進まないと考えている。

9. iPS細胞を用いた神経再生医療の
 緑内障への適応
否定的な立場。
緑内障では、眼から脳に至る神経を
再生する必要がある。
「iPS細胞で緑内障を治せるなら、
 死にかけた人を生き返らせる事だって
 できる、それ位の(実現性がない)事」

10. 緑内障の遺伝
研究者の間では、遺伝は興味深いテーマ。
でも一般の人は気にしなくてよい。
40歳になったら検査を受けるよう
家族に勧めればよい。

11. ジェネリック点眼薬
希望するなら使ってもよい。
ただしきちんと通院し、効果が出ているか
診てもらう事。
緑内障は目の奥の病気、先発薬メーカーは
眼への成分の浸透も含めて工夫していた。
一方ジェネリックは、かつては有効成分さえ
同じなら承認されていて、一部には
眼に十分浸透せず眼圧が下がらないものも
あった。
眼の表面の疾患については、
ジェネリックでも問題ないと考えている。
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個人的な感想は、また改めて。