この前のお休みも東京。
今回はまず出版社を廻りました。2月振りです。
自分の作品を編集の方に観てもらい、アドバイスと言う名のダメ出しをいただきます。
月曜に3社、火曜の朝に1社。
それぞれの雑誌社によって差異はありますが、総括としては「地毛での作品が見たい」「独自性を出していこう」って感じでした。
ヘアメイクの成長を認めていただいた代わりになんとも抽象的なテーマを与えられてしまいました・・・。独自性か・・・。
そして火曜日はSVK。授業終了後に川原先生にも作品を観ていただきました。
ここでも成長は認めていただけたのですが、絵作りをもっと追求してみなさいとの事でした。カメラマンさんの領域ですね・・・。トータルディレクション。ますます難易度が上がってきます。
問題をクリアしても、また新しい問題が出てくるのですね。
それと作品撮りを繰り返してて、ずっと悩んでた事があります。
それは「楽しさを感じれない」って事です。
撮影が終わった瞬間の開放感や「やって良かった」的充実感。そしてスキルが上がった喜び。などはもちろんあります。
しかし準備段階から当日まで。ひたすら苦しいです。構想を練るときも苦痛ですし、仕込みも苦痛です。夏休みの最終日に泣きながら宿題やってる気分です。
「作りたいものがいっぱいある!楽しくて仕方ない!」なんていうクリエイター気質が僕にはあまりないような気がします。。。
だけどクリエイションの大切さは知ってます。僕の場合は「美容師としてやらなきゃヤバい」って部分で自分を支えてます。
そんな自分に罪悪感(?)みたいなのがあって川原先生にも話してみました「僕、作品撮りが楽しくないんです」
すると先生「いや・・・俺も楽しくないよ。撮影の前日とか逃げ出したくなるもの」
へ?そうなんすか?
「だけどやはりやらなくちゃいけないし、やって得る物の方が大きい。そしておそらくこの先も楽しくはならないでしょ。」のような事を仰いました。。。
そうなのか・・・あんなに優れた方でもそんな風に感じながらやってたのか。
それを聞いて少し気が楽になりま・・・せん(笑)
やっぱ辛い!アイディアが出てこない!修了制作どうすんだ俺!!!
普段いかにも何も悩みのなさそうな僕ですが、一応そんなこと考えてたりします。日々悶々とね。。。