ブレードランナー ファイナル・カット | green等

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三重県桑名市のへっぽこ美容室greenのブログです。基本的にどうでもいいことばかり書いていくと思いますので気を付けてください。

ブレードランナー ファイナル・カット [DVD]/ハリソン・フォード,ルトガー・ハウアー,ショーン・ヤング

¥1,500
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2019年、酸性雨が降りしきるロサンゼルス。強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、外見からは人間と見分けが付かないアンドロイド=「レプリカント」が5体、人間を殺して逃亡。「解体」処分が決定したこの5体の処刑のため、警察組織に所属するレプリカント専門の賞金稼ぎ=「ブレードランナー」であるデッカード(ハリソン・フォード)が、単独追跡を開始するが・・・

デッカードとレプリカントのリーダーであるロイ(ルドガー・ハウアー)が対峙するクライマックス・シーンや、東洋と西洋の文化が入り乱れカオスと化した未来都市ロサンゼルスの描写は、後のSF映画に多大な影響を与え、現在でも様々な議論を呼び続ける映画史に残るSF映画の金字塔的作品!

(amazonより引用)

ハードSFの名作ですね。これまた意外と未見でした。

今観ると、この作品に影響を受けた人って本当にたくさんいるんだろうなって感じです。特に「攻殻機動隊」の押井守なんてモロですね。
なぜリアル系SFにはアジアがよく似合うのでしょう?

この作品の魅力は何といってもその映像美でしょうか?「スターウォーズ」などのイカニモ系SFが主流だった時代にここまでリアルでダークなSF観を表現した事は当時としてはかなり思い切った事だと思います。ヴァンゲリスによるBGMも派手さはないけどその陰鬱な世界観にマッチしていますね。

物語的にはレプリカントの悲哀もよく表現されていていいのですが、せっかく(いい意味で)地味な映画なのだから心理描写をもう少しじっくりと描いて欲しかったかなと思います。

オススメ度 ★★★☆☆