- おばあちゃんの家 [DVD]/イ・ジョンヒャン,キム・ウルブン,ユ・スンホ
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
母親に連れられて、ソウルから田舎に住むおばあちゃんの家に来た少年サンウ。読み書きができないおばあちゃんとうまくコミュニケーションがとれず、また不自由な田舎の生活に苛立つサンウだったが、どんなワガママに振る舞っても怒らず、サンウのために一生懸命のおばあちゃんのやさしさに、彼も心を開いていく。
(amazonより引用)
お客様に薦められた一本ですが・・・。「カールじいさんの空飛ぶ家」に続き老人の家ものです。
もうね。お年寄り使う映画はズルいですよ。
のび太のおばあちゃんが出てくる回では確実に泣けてしまう僕としてはこの映画は厳しすぎです。。。
映画の前半は非常にイライラします。
身勝手な母親とクソ生意気なサンウ。バスの乗客達の騒がしさ。全てにイライラしながら観ていました。
しかし中盤からサンウの態度に変化が現れます。そしてサンウは自分自身である事にも気づかされます。
メイキングにて(これも必見です)監督が「わがままな現代の私達がサンウなのです」の言葉のまんまですね。やられました(笑)。
山奥の過疎化した村、限界集落という言葉がありますがまさにそんな村のありふれた日常。
おばあちゃんはじめ、サンウ以外の登場人物はすべて実際にこの村に住んでいる素人の方々だそうです(!)
派手さも迫力も何も無いベタで静かな映画ですが、僕はこういう映画が大好きです。
日本にももっとこんな映画を創る監督が現れないかな・・・?
オススメ度 ★★★★★ (おばあちゃんっ子は必見です。)