あ、ここ大事です。日本の次代のエネルギー政策が変わります。みんなでニコ生みよう! | GreenPost しなやかな技術研究会

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 経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会は3月27日に政府のエネルギー政策の見直しを議論する会議をもちました。
 新聞各紙の報道をみてください。ヘッドランだけみると、4案、5案、6案とあり、混乱します。

4案
原発依存度0~35% 総合エネ調が4案提示-----東京新聞、2012/3/28
" 政府のエネルギー政策の見直しを議論する経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会は二十七日、二〇三〇年時点での全発電量のうち原子力発電で賄う割合(依存度)をどのくらいにするか、四つの素案をまとめた。 "


5案
総合資源エネ調、電源構成5案に集約 原発比率0~35%-----日本経済新聞、2012/3/28
".....0~35%とする電源構成案を計8案示.....一部委員は「原発比率が原発推進に偏っている」として反発したものの、原発比率の幅は変えず、5案に集約することで大筋合意した。..... "


6案
日本の電力確保 6選択肢示す-----NHK, 3月27日

再生可能エネ最大35% 平成42年電源構成 資源エネ調が6案-----MSN産経ニュース、2012.3.27

 時事通信朝日新聞は、ヘッドラインには、●案とはしませんでした。

 朝日は、図入りで表現し、エネルギーミックスをめぐり議論が分かれている様を表現しています。焦点は、2030年の原子力発電の割合、再生可能エネルギーの割合や省エネ、コジェネなども含めたエネルギーの割合の展望という具体的な話に入っているという印象を与えるのは、すべての新聞で同じです。

 私は、実際に資料やニコ生のビデオ録画をみて、もっとも正確な会の内容を報道をしようとしているのは、毎日新聞だと思います。ただ、それは、前回3月14日の会議の報道なのです?
 議員の名前入りで意見が割れているようすを表現しています。

エネルギー基本計画:総合エネ調、2030年の電源構成を協議 原発依存度、主張隔たり-----毎日新聞、2012年3月15日

 この前回と今回で、意見の集約が行われたとはとても思えない内容なのですが、会議の進行や報道は、まるでベストミックス議論が建設的に行われているかのような印象を与えているのです。

 ぜんぜん、ニコ生(録画)を実際にみたときの印象とはことなるのです。

 国民の結構な部分が、原発の再稼動や福島原子力発電所の状況に懸念をもっている中で、行われている、次代のわが国のエネルギーの政策をの基礎的な部分を話あう場所のひとつで行われている議論。是非実際に、ビデオでみてください。

 今、ここ大事です。

 エネルギー政策の議論 今ここ-----> 経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会

 平成24年3月27第17回の録画映像を見てください。ニコ生3時間録画へのリンクがあります。見ると、議論の内容に驚く方も多いと思います。腰を据えたた議論だとは思えないからです。それでも、こうして政治が決まっていくと、無力感にとらわれる人もいるかもしれません。しかし、まずはご覧ください。

 各会議の録画映像をクリックするとその会のニコ生録画に飛びます。

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 エネルギー政策の議論 今ここ-----> 経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会

 今、ここ大事だと思います。そして、意見は、下へ書き込むとともに、ツイッターやブログで一人でも多くの人と共有してください。

新しいエネルギー基本計画に向けたご意見を募集します-----資源エネルギー庁

 ほうっておくと、夏には次代の日本のエネルギーのあり方を決める、エネルギー政策が決まってしまいます。この時期、原発の再稼動、終息しない福島原子力発電所の過酷事故など気になること、心配のあことがたくさんありますが、お金や人、仕事、暮らし全体が動く国の政策が変わるのです。