『カルテット』
このドラマのことを、このリアルタイムでのことを記録したくて書いてるけど、まったくまとまらなくて…。
まず、出会いから。
事前情報は入っていて、久々のお松さん主演で坂元裕二脚本ってだけでうわーすごいな…と思ったのにすでに私の中でブームが来ていた一生さんが出るってので絶対に見る!って思いました。
テレビ雑誌の相関図も、公式の相関図も、全員片思いってわりにはまったく矢印書かれてなくて不思議な雰囲気を漂わせていて。(そこで満島さん、松田さんも出演することを知る)
豪華すぎるやろーーー!!クオリティー高いドラマ見れそう!!って思ってはいまして。
番宣のフレンドパークも始まる前からカルテットめっちゃ応援してましたし 笑
で、主題歌を出演者で歌うって聞いてしかも林檎様作詞作曲の楽曲って……私のツボつきまくりで……なにもかも始まる前から好きすぎて。
で。冒頭。
街中でチェロを弾く、みつしまひかり。
みつしまひかりに、もたいまさこ。
まつたかこと友達のフリをする、みつしまひかり。
もう、掴みは……OKすぎて……。
そしてグレーな混沌とした、曇ったような雰囲気のドラマ。だけどクスっと笑えて、名言ばかりで、役者陣の表情があまりにも素晴らしくて。
唐揚げにレモンとかも、ちょっと衝撃でしたよね。普通の会話と見せかけて後々の大きい伏線で…そういうドラマ最近ほんとうに無くて。
一話完結とかさ、見て分かりやすい視聴率重視のドラマが多すぎてクオリティーとかどこ行ったの????てな傾向にあったドラマ業界に一石投じたドラマになるんじゃないかと思いましたね。
連続ドラマの意味は、このカルテットにすべて詰まってるんですよ。
映画やスペシャルドラマや舞台では描けない、連続ドラマでしか描けない物語がカルテットです。
意味…わかってもらえますかね。
あのね、正直申しますと大体つまらない連続ドラマって2〜3時間で描けるような話を10話くらいに引き伸ばして引き伸ばしてやってるので中弛みが激しいんですよ。
カルテットはね、中弛みしないんですよ。
何故なら登場人物を丁寧かつ繊細に描いてるのはもちろん、このドラマのひとつのテーマになってる「まさか」が連続して起こるので、わくわくはらはらするんですよね…。
1話1話の中に、最初に起伏するテーマがあって、そのテーマに沿って進み、最後に伏線が回収される。なんて、王道のようで、誰もが描けなかったお話なのかもしれません。
そして、「全員、片思い。全員、嘘つき」のキャッチコピー。
ラブサスペンスというジャンル。
たしかに片思いはしてるし、8話は色濃くそれが描かれているけど、そこは曖昧に濁したまま主軸のストーリーは先に進む。
そして、彼女たちは結果的に全員両思いになる。
『誰と誰が結ばれた』ではなく、『誰も結ばれない』という両思い。
4人は4人を愛し、特別な関係で。
ああ。やっと、こういうドラマが見れた…っていう気持ち。
恋愛じゃない。でも確実にラブストーリー。
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。
新しい時代のラブストーリー。
心で繋がっていくラブストーリー。
男女や年齢や価値観の違いや欠点や過去や疑惑をすべて越えていく、ホームドラマでもないラブストーリーなんだな。
すごく嬉しくて嬉しくて。
去年、わたしはキャロルという傑作映画に出会って人生において忘れられない映画になったんですけど、今年はこのカルテットが忘れられないドラマの1つになりそうです。
こういうドラマを、作り続けてください…期待してます(暴落を続ける富士と比べてtbsさんの株上がりまくりですよ!)
はぁ、なんていいドラマだったんだろう。。。
