果物屋さんの店先で、ライチの実を見つけました。
以前 台湾に行った時、市場で買って食べたライチの美味しさが蘇り、
どうしてもライチのお菓子を作ってみたくなりました。
6~7月頃に旬を迎えるライチは中国南部が原産で、
ビタミンCや葉酸を豊富に含んでいるので、美容や貧血に良いそうです。
あの楊貴妃も愛した果物なのだとか…。
夏のイメージ、ブルーの錦玉羹(キンギョクカン)にライチの果肉を浮かべると、
まるでこの時期に咲くクチナシの花が咲いている様です。
これだけでも十分キレイだと思いましたが、
梅雨の晴れ間に輝く水玉や、夏のはじまりのウキウキする気分を表現したくなり、
細かく刻んだミントやレモン風味のキラキラ錦玉羹と銀箔を少しトッピングしてみたら・・・
光のプリズムが美しい、夏の和菓子が出来ました♪
『夏のはじまり』 (錦玉製)
お好みでライチのリキュールをかけると、さらにライチの香りがひろがりますよ。
七夕のお菓子にも良さそうです。