自宅近くの羽根木公園で梅まつりが開催されて賑わう今日この頃。早朝散歩すると甘く澄んだ香りが漂って幸せ気分に浸れます♪
ところで、梅と言えば当然ウグイスです。ありがたいことに、私の住むこんな街中でも毎年きちんとウグイスの鳴き声を聴くことができるのです。今年はいつ来るのかなぁ。
さてさて、ウグイスと言えばウグイス餅。
求肥(ぎゅうひ)で餡を包んだお餅の両端を指でちょっとつまんでウグイスに見立て、その上から その名の通り『ウグイスきな粉』という青大豆から作るきれいな若草色のきな粉をまぶしたものです。
それにしても、日本人は何かを抽象デザイン化することにかけては天才だなぁと思うのです。小さなお菓子の中にもちょっとした工夫で季節や風景を表現してしまえるのですから‥。
私が和菓子を好きな理由は、第一には『おいしいから』ですが、この小さな宇宙観も魅力のひとつです。