昨日は、サロンのお客さまでした。
やっぱり、サロンは私の原点。
サロンを始めたばかりの頃の
初心に帰る時間です。
リフレクソロジーは、体のあらゆる器官が
足裏に投影されているという考え方にもとづいた反射学問です。
「反射区」という言葉を使いますが、
この「反射区」は、目で見えるものではないし、
ましてや、反射区とそれに対応する器官も
血管のように目に見える管でつながっているわけでもありません。
なのに、反射区（に触れた感覚）の状態と
体の器官の状態は、一致するのです。
だから不思議でたまらない。
リフレクソロジーの歴史を紐解いてみると
古代エジプトの古墳壁画に、一列に並んで前の人の足裏を
もんでいるような絵が残されています。
そんな大昔から、「足裏をもみほぐすと体に良い」
という考え方があったようです。
そして、ゾーンセラピーとして体系化していったのが
ウィリアム・フィッツジェラルド医師です。
耳鼻咽喉科のお医者さんで、
外科手術中に、患者さんが痛みをこらえるために、
手のひらや足の裏を机？か何かの角に
押し当ててこらえている姿を見て、
手のひらや足裏を刺激することで
麻酔的な作用を及ぼすのでは？
…と着目し、「反射療法（ゾーンセラピー）」を
確立していったそうです。
昨日のお客さまは、
最近、肌の調子が良くない…という自覚症状がありました。
毎月いらしてくださる方なので、
体質や体調は、よく把握しているのですが、
昨日は、いつもと違って小腸の反射区に
違和感がありました。
大腸の下行結腸にも少し。
胃は、あまり気になりませんでした。
胃は、主に食物を撹拌するだけで、
消化・吸収は小腸が主役です。
食物は、飲み込んだだけでは、
まだ体内に吸収されておらず、
消化管は、体内であって、まだ「体の外」
なんですよね。
小腸で本格的な消化がされて、細かい分子になって、
血液やリンパ液の中に栄養分が吸収されて
ようやく「体内に吸収した」といえるのです。
だから、小腸が元気がないと
栄養素は吸収されません。
代謝が上手くいかないと、
消化管と同じく「体の外」と接している「皮膚」に
その影響が表れるのです。
皮膚は内臓を映す鏡
といわれますね。
皮膚のトラブルは、
腸を元気にすることで解決するかもしれません。
占星学と結びつけると、
腸を司る星座は「乙女座」です。
乙女座のルーラーは水星なので、
水星の精油を使ったり、
対極に位置する魚座-木星の精油を使うのも
良いかもしれません。
また、皮膚を管轄する山羊座と、腸を管轄する乙女座が
120度のトラインの関係にあるというのもとても興味深い。
お互いに手を取り合い協調し合って
良い状態をキープするようなイメージです。
やっぱり、皮膚と消化器系は結びついているのかな。
また、背中に痛みを感じている人の足では、
胸椎付近に違和感があったり、
首や肩こりの人の足では、
やっぱり首・僧帽筋の反射区に違和感があります。
足裏の状態と体の状態が見事に一致するので
リフレクソロジーという療法は本当にすごいなと思います。
施術で、違和感を感じた反射区を
しっかりほぐすことができると、
ご本人の自覚症状（痛みやコリなど）も
消えてしまったりするので。
自然療法は即効性がないといわれたりしますが、
リフレクソロジーは即効性もありますよ…といえる。
西洋医学では解剖生理学として
体の仕組みを知ることができるけど、
やっぱり、体の仕組みって
目に見えない仕組みがありそうですよね。
だから人体って本当に不思議でおもしろい！
【ハナグリーンのホームページ】
■6月月曜クラス（6/9・16・23・30）満席
受講生募集中（残2名）
セラピストのための解剖生理学コース
全8科目（4日間）
人の体に触れるセラピストとして知っておきたい解剖生理学を
全8科目にまとめました。クライアントに、より最適な施術や
ケアを提供したいと思っている現役セラピストやセラピスト志望
の方を対象としたコースです♪
【木曜コース】5月8日・22日・6月5日・19日 満席
【金曜コース】6月6日・20日・7月4日・18日 残2
時間：10:00～15:00（1時間昼休憩を含みます）
受講料：38,400円
＊詳細は、ホームページ をご覧ください
●マナカードリーディング入門講座 【 1day】
7月3日（木）10:00～12:00 残1
●ハンドトリートメントクラス
【1day】
5月29日（木）10:00～13:30 満席
7月7日（月）10:00～13:30 残1
