読んだ本【インナーゲーム 心で勝つ!集中の科学】 | 未経験からの転活&レバレッジメモ ブログ

読んだ本【インナーゲーム 心で勝つ!集中の科学】

「集中」という観点で一冊読みました。
これまたどこぞの本で紹介されていたものですが、どこかは忘れました。

テニスのコーチングプロである著者が、生徒への指導や自身における体験等を基に、集中とは何か?力むとはどういうことか?競争とは何なのか?といった事の核心について深く考察し書かれています。

基本的にはテニスがベースになっているので、テニスをしない自分にとっては、分からない表現やあまり関係のない記述もありますが、考え方として参考になる部分は多いです。たまにスポーツを人に教える事もあるので。

インナーシリーズとなっていて、ゴルフやスキーもあるようですが、インナーワークとしてビジネス版もあるようなので、そのうち読んでみたいと思います。

以下自分なりのメモです。
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自分自身に話かけ、𠮟責し、支配している声をセルフ1=自分
その命令によってボールを打つ存在をセルフ2=自身

セルフ1の口数が少ない、セルフ2を信頼している時ほどよい結果がでる。セルフ1はセルフ2を過小評価してはならない。
無我夢中、体が自然に動く・反応する。

その関係は親子関係に似ている。子供を信頼し愛している親は、子供なりのやり方を認め、たとえそれが途中経過では間違っていたとしても、「子供は自分で物事を覚えられるものだ」という信念の基に見守る。
任せてやらせる(Let it happen)はこちらが主導する(Make it happen)とは違う。

イメージは言葉に勝り、示す事は教える事に勝り、教え過ぎは教えない事に劣る。


精神的な部分で開発すべき内側の能力
・自分が望む結果の、できる限り明確な視覚的イメージを得る方法を習得する。
・セルフ2を信頼する事で、ベストの能力を発揮する方法を習得する。失敗と成功の両方から学ぶ。
・感情を交えずに「見る」ことを習得する。今のショットがよかった、悪かったと価値判断するのではなく、今何が起きたのか、したのかを客観的に捉える事学ぶ。


セルフ2の動作は、自身の中に残る体験の記憶と、他者の動きを観察したことで蓄積される。記憶の質が鮮明であるかは否かは、その体験中のプレーヤーの注意力や熱意のレベルによる。

「見る、聞く、感じ取る」といった感覚(アンテナ)からの情報を取り込むのが「意識である」この意識の外側では、何をしても「体験した」ことにはならない。意識があってこそ、人は全てのものや事象を「知る」ことは出来る。意識なくしては、目はものを見ないし、耳は聞こえてこない。精神は考えることができない。意識は「知る」事のパワー源

→(ダンスを習得する少年の例)
まず彼は考えない!
自分の目の前の視覚イメージに集中し自分の頭では何も考えない。見たものをそのままイメージする。自我を経由しない!見てや、やって、感じる!

観る=ただ単純に見る
テクニックの方程式を創り上げたり、そっくり真似しようと努力するのは、かえて自身の自然発生的な上達を妨げることになる。一番肝心なのは、自分を解き放って、最も関心の深い個所を探させ、そこに意識を集中させてやることだ。

自分の体(セルフ2)に結果を依頼する。

体験から学ぶ事に代替え方法は無い。しかし、自然習得の能力は、忘れられがちである。そこに必要な「感じ取る」技術を錆びつかせている。感じ取る能力をもう一度磨き、自然習得の能力をもっと活用しよう。古来「経験に優る師はいない」と言われてきた」

サーファー
大きな波(目的の間に介在する価値ある「障害」)に対して、自分の能力の上限を確認できる=自分の「ピーク」を体験できる。「障害」が大きければ大きいほど自分の真の能力を発見し、それを伸ばす事が出来る。

隠れた自分の可能性を探る為に波に挑むのだ。自分自身の資源を直接的に、しかも密着して体験することで、自分自身をより一層よく理解することになる。



「心技体」というのは自分は嘘だと思う。大事なのは、やっぱり体だ。重要な順番からいえば「体技心」ではないかと思う--青木功--

新入社員は一様に「早く一人前になるように頑張ります」と言うが、一人前は永遠に来ないし、なってはいけないのかもしれない。一人前になったと自負したときが成長が止まる時だ。一人前でないことを愉しむのがインナーゲームのプレイヤーだ。その意味では、人生はすべて「過程」といいうことになる。


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つまるところこんな感じでしょうか。

自分で自分の価値判断をし、採点してはいけない。
ただ、その動きを明確にイメージし、体にその動きをお願いする。
人間は意識して観る、イメージする事から多くの事を学ぶ事が出来る。

精神論のようで、そうではない。何とも掴みどころのないような感じもありますが、心も体も素直になる事が大事ですね。


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