ランダム・ウオーク 2026 04 03
インカー:ベック理論
出展: ベン・インカー(米GOM)、ビンチェンツオ(独DWS)
やく一年前のことだ。聖マリ本院(菅生)で胃を切る。集中治療室で瞑想する。
三か月後、聖マリ西部病院(三ツ境)で抗がん剤治療を始める。まだ、希望に満ちていた。
抗がん剤治療をはじめるやいなや、食事を受け付けない。体重が減少、白血球が減少。ああ、体力がなくなっているなあ。
やがて、抗がん剤投薬の何サイクル目かに、主治医いわく。
「節リンパに転移しています。白血球が減少しています。あなたの体力にあう抗がん剤は亡くなりました」。
ところで、二種類の病院がある。
がんの手術をし、その拡大を押さえ、うまくいけばがんを消滅させる病院。いわゆる、治療病院。
体力が低下し、治療が終了し(治療法がなくなり)、がんの疼痛を抑える病院。いわゆる、介護ケア病院。
あえて、主治医には訊かない。「余命(生存期間中央値)はいくらですか」
自分の直観で決める。「君の余命は、40日だ」。40日後には看護ケア病院に入院している。
その時のことはその時で考えよう。それまでをどう生きるかだ。
インカー:ベック理論
理論その1:地政学リストには三つの段階がある。
① 市場心理が読みこむ。
② 実体経済が影響を受ける。
③ 長期的に影響がつづく。
トランプがイラン攻撃してから約一か月。イランはホルムズ海峡を封鎖し、そこを通過する石油運搬船を 沈める。原油が40ドルを上昇し、120ドル/バーレル。ダウは 48,000 ドルから44,000 ドルに下落する。
日本では日経平均g 54,00 50,00に落ち込み、円安は進み160円に迫る。物価上昇が止まらない。
トランプは、イランの核兵器、ミサイルをなくし、海軍、空軍を運用不能に叩きのめしたという。
ただ、ホルムズ海峡は封鎖されたままだ。政府によると、ナフサはなくなり、日本の石油備蓄は400日しかない。
日本にいると不透明感が漂い、市場を悲観論が支配する。
だが、欧米の市場関係者(米GHO、独DWAS)の異なった見方をする。
ビンチェンツオ・ベッダしは、米・イランの衝突は「一過性」だ。市場心理は読み込んでいない。米国は敗北し、2-3週間でイランを 去る。原油の上昇、株価の下落、選挙での敗北。トランプも市場には勝てない、とみる。