娘が小さい時は、苦手なママ友とも我慢して話を合わせていたりしていた事があります。
元々人見知りなのに、若かったせいかかなり頑張っていました。
中には私を手下みたいに接する嫌な人もいました。
嫌な人=苦手だったTママ。
たぶん今も同じ市内に住んでいるはずだけど、偶然会うことはないです。
 
Tママはいつもバッグがとても小さかったです。
幼い子を連れてのお出かけは、
オムツやウエットティッシュ、飲み物、おやつ、タオル、着替えとたくさんの荷物があるのでけっこう大荷物になってしまいます。
Tママは、お財布位しか入らない小さなバッグだけ。
その中に無理に色々詰め込むからポロポロ落としてばかり。
いつも横で色々落としたり、
「きゃっ、あれがない!これがない!」
と大騒ぎ。
忘れ物も多いので、いつも私に貸して!(=ちょうだい!)と言ってきてとてもストレスでした。
断れない自分にも大ストレス。

「バッグが小さすぎるよ」
といつも皆に言われていました。
でも、大きなママバッグが嫌い、という理由でバッグを変えてもいつも小さめ。
 
そのうち、オムツもおやつも何も持ってこなくなりました。
 
ある日、使用済のオムツを渡されました。
「カバンに入らないから持って帰ってくれない?」
 
私から新しいオムツをもらっておいて、使用済を持って帰れだと?
 
気の弱かった私は、持って帰りました・・・。
そして、その日を最後にTママと会うのをやめました。
それはその時に一緒にいたママ友全員との決別でしたが、いくら気の弱い私でも関係を続けるのは無理でした。
ママ友がいなくなるのが怖くてずっと我慢していたけど、
そのグループを抜けた途端、ストレスが無くなり気持ちが軽くなりました。

そして自然にもっと私を大切にしてくれるママ友達が出来ました。

Tママからは
しばらくお誘い連絡が来ていましたが、全て断りました。
 
「急に冷たくなってどうしたの、悲しいよ。私何かしたかな」
 
と言われましたが、何も言わずに疎遠にしました。
 
本当に仲よしだったら、嫌な所も正直に言っただろうから、
だまっていたという事は、私はTママが本当に苦手だったんだと思います。
 
今も小さいバッグに物が入りきらない時にたまにTママを思い出します。
 
 
心の声「思えば私の事いつもディスっていたな。疎遠になってよかった」