私は小さい頃は
蛇を恐いと思わなかった。

東京から静岡に引越して
周りが田んぼだったから
蛙も蛇もいた。

小学1年生の時は
蛙や蛇を捕まえて遊んでいた。
ある日学校の帰り道に
弱った大きな蛇を
棒でツンツンと
虐めている人集り(子供達)を
目撃した。

可哀想だよ!

そう言って私が両手で蛇を
持ち上げると
たちまち子供達は
ワーっと騒ぎながら散って行った。

一緒に帰っていたM子ちゃんが

べるちゃんなんか大っ嫌い!

と言って泣きながら走って
帰ってしまった。

私は可哀想な負傷した蛇を
両手で持って家に帰ったら
母は激怒!

家の子じゃありません(怒)

私は蛇を持ったまま
隣のちびっ子広場で
ずっと蛇を
良い子良い子(撫で撫で)していた。

何故、みんな嫌がるのかな?

と蛇に話していた。

蛇はただ私を見つめ
舌をペロペロしていた。

良い子良い子することに飽きた私は
蛇を首にかけて木登りをしたけど
登っている途中に蛇が落ちちゃって
居なくなった。

その後探したけど蛇は居なかった。

母に怒られたことをスッカリ忘れ
お腹が空いて家に帰ると
母は怒りながら
私の手を隅々まで洗った。

それから
私は蛇を捕まえなくなった。

むしろ恐くなる出来事があった。


私の歌に合わせて
陽気に踊るオカメインコの
ピーちゃんを(←ありがち)
家族で可愛がっていた。

ある日
学校から帰ったら
母が取り乱していた。

そして
その理由がすぐにわかった。

ピーちゃんの鳥籠を見ると
蛇がいた。

ピーちゃんはいない。。。

鳥籠の中にいた蛇のお腹は
ピーちゃんの形に膨らんでいたのだ!

ピーちゃんを丸呑みしちゃって
満腹になった蛇は
鳥籠から出られなくなっていた。

怒りと悲しみと恐怖に
私は言葉を失った。

お米屋さんのおじさんが
鳥籠から蛇を出してくれた。

それ以来
私は蛇を見ると
恐くて恐くて
ゴキブリ同様取り乱す。

幼い頃に捕まえて遊んでいたことが
今では信じられない。

女の子なのに
何て子だったのかと飽きれる。

母は言う。
幼い頃の私は
まったく空気を読まずに
予測不能の動きをする
マイペース過ぎる子で
ハラハラしていたと。。。

今は180度違う人間に…。
人間って、こうも変わるの?と
母は驚いている。

マイペースは変わってないけど。

とにかく
蛇は苦手になった。

でも
白蛇なら遭遇したいし
夢でも見たいなぁ~