普段新書を買う時はポイントがつく
行きつけの本屋さんで買うのですが、1秒でも早く読みたかったから
昨日会社帰りに購入
帰りの電車から今日まで一気に読んだ
面白かった
そして濃厚だった
小西慶三さん
昔からイチローを取材しイチローの凄さをずっと伝えてくれるスポーツライター
私は石田雄太さんと共に毎回numberなどのイチロー特集の記事は楽しみにしていましたし
イチローが引退して閉鎖されたサイトで無料会員登録したら読める小西さんのコラムは毎回チェックしてました。
2001年から2019年までを1年毎に1章の様に書かれています。
ルーキーイヤーの2001
マリナーズ暗黒時代スタートの2002
ギリギリでやってる2003
年間最多安打打った2004
チームにキレ始める2005
WBC出場した2006
オールスターMVP2007
毎日カレー食べてるという風評被害を作った2008
いかいよう2009
10年連続200安打も松井秀喜のWS MVPに話題をさらわれた2010
200安打途切れた2011
ニューヨーク移籍の2012
40歳になった2013
ももクロには興味無し2014
マイアミに移籍の2015
3000安打達成の2016
シアトル凱旋HR2017
シアトル復帰の2018
笑って死んだ2019
本を読みながら
私もその年の思い出などを振り返りました。
2012シアトルに行ったらニューヨークに移籍してしまう
2017最初で最後のホームラン
2018エリア51にスマホ紛失
など
この本が伝わる事は
2001年2019年まで
イチローは自分が出来ることをずっと継続して積み重ねていったこと
その中の中心は行動に対して、自分で決めた事を継続する。常識を疑う。成功体験をぶっ壊してまで、自らの感性を大切にする。信念を貫く。
その行動のコアの部分は変わらない
ブレない一貫性があるからこそ
多くの人からの支持を得るのだと思います。
とはいえ
19年間を振り返ると茨の道を歩いてきたんだなと
相当な情熱無いと出来ないな
それに付き添う記者も凄いと実感しました。
プロフェッショナルとしての考え方でも
個人主義と言われてしまった話はキツかっただろうなと
個々がやるべき事を改善し、その総和が集団のパフォーマンスを上げていく
その総和する事を誰がするかどの部署?がするか?が日常の会社の仕事でも考えさせられる事です。
イチ流は奥が深い