#190 the best of Roberta flack | ロック名盤&一口馬主の独り言

ロバータ・フラックである。

1973年「Killing Me Softly with His Song(やさしく歌って)」が全米1位の大ヒット。

フラックはハワード大学に進学とある。
実は、この大学が、黒人大学だという。
つまり有色人種しか行けない大学。
実に時代を感じさせるが、いまだ白人は滅多に入らない黒人のハーバードと言われているらしい。全米124位の大学なので、そこそこの学力水準である。

つまり、ロバータ・フラックは黒人としては恵まれたエリート。しかも頭もいい。

まだ黒人差別のある1973年に、グラミー賞を席巻したのも凄いが、単なるソウルではなく、ジャズのテイストなどクロスオーバーなサウンドを作っていた。それ故、エリックゲイルやロンカーターがバックを努めているのと、バックボーカルをパティオースティンがやってるのが面白い。

何をしているか音沙汰がないが、2018年アポロシアターで歌ったと言う情報がある。

日本でも見たいものだ。