妖怪の論理学という小説を書いている。

小説はあらゆるお約束をはずすところから始まる、と思おている。

コードからはずれること。ズレること。あるいは逃れること。

カフカの小説は、まさに逃走の線になっている。
このあいだ、雪がふったが、雪が降るたびに、カフカの城を読みたくなる。城は常に、Kから逃走してゆく。微分状態にある。

妖怪の論理学も熊楠や柳田から逃走している?

小説の書き方は、いろいろあるのだろう。たくさんの書き方の本を読んで、わかったことはひとつもなかった。それらは、すべて自分には役立たないことだけわかった?

いま書いているものがどう終わるのかは、実は本人にもわからない?

今日からまた執筆するが、キーボードのご機嫌しだいだ。

アディオス、アミーゴ!