フラット化する世界 / トーマス・フリードマン | Green's Diary

フラット化する世界 / トーマス・フリードマン

Green's Diary-090517_000307.jpg すごく危機感を鼓舞される本です。
コロンブスは「地球は丸い」という事を発見したけど、
トーマス・フリードマンは、「地球はフラット」という現実を再認識したそうです。

私が生まれてから今まで技術は類を見ない速さで進歩してます。
なんかおかしいな・・という気持ちを持った事は無いですか?
昔なかった便利さが今は当たり前に用意されていて、
それどころか、用意されている便利さに気付かないでいる
旧世代な自分を自覚してしまったり。

昔はファミコンだってすごかったのですよ、若い諸君。
でも今じゃ、携帯電話で同じゲームをプレイできますからねぇ・・想像の域を超えてる。

ホワイトカラー、ブルーカラーという住み分けは国ごとにあったと思うのですが、
世界がフラットになってしまった今では、国ごとに分かれてしまっているそうです。
つまり、アメリカやヨーロッパはホワイトカラーの仕事を、インドや中国はブルーカラーの仕事を。
流動性、賃金、効率を考えるとそうならざるを得ない。経済社会の当然の成れの果てです。
だから今、日本でブルーカラーの失業率が上がるのは当然なんです。
もう日本っていう括りで考えちゃいけない、この本はそう警告してくれます。

そして、ホワイトカラーの仕事も、徐々に侵食されています。明日は我が身。
自分のスキルがどれだけ必要とされているか、どれだけ特異な能力を持っているか。
残念な事に、そして末恐ろしい事に、私の能力は他人でも代替できる。
だから、ゆくゆくは私の仕事も日本になくなるでしょう。その時私は底辺へ転がり落ちるのか・・。

『何かわからないけれど異常なことが起きている』

そう感じている人はこの本を読むと良いかもしれません。
もしかしたらその理由が、世界がフラットになった事に由来しているかもしれないから。