落雷の瞬間を見たことある?

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雷記念日は、毎年6月26日に制定されている記念日です。

由来

930年(延長8年)旧暦6月26日、平安京内裏の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貫(ふじわらのきよつら)が亡くなったことにちなみます。当時、平安京では長い間日照りが続いており、公卿たちが清涼殿に集まって雨乞いを行っていたところ、落雷が発生したのです。

藤原清貫は、平安時代前期の貴族・政治家であり、藤原北家の一つである藤原良房の息子でした。左大臣、右大臣などの要職を歴任し、藤原氏の中でも特に権勢を誇っていました。しかし、この落雷によって命を落とし、57歳で亡くなりました。

菅原道真との関係

藤原清貫の死後、菅原道真が藤原一族の陰謀によって太宰府に左遷された事件が起こります。この事件は、天変地異が藤原氏への天罰であるという考えを人々に広めるきっかけとなり、菅原道真は雷の神様として信仰されるようになりました。

現在

雷記念日は、一般的にはあまり知られていない記念日ですが、落雷の被害を防ぐための啓蒙活動などに活用されています。また、雷に関する豆知識や雑学を紹介するイベントなども開催されています。

豆知識

  • 日本では、年間約10万回もの落雷が発生しています。
  • 落雷による死者は、年間約100人です。
  • 落雷の直撃を受けた場合、約30%の人が死亡するとされています。
  • 落雷の被害を防ぐためには、雷鳴が聞こえたらすぐに建物の中に入る、背の高い木や電柱から離れるなどの対策が必要です。

参考