好きな団子の種類は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 

十六団子の日とは、3月16日に行われる伝統行事です。東北地方や北陸地方を中心に、山の神様をお迎えし、その年の豊作を願うために16個の団子を供える風習があります。

十六団子の由来

古くから日本では、山には神様が住んでいると考えられており、春になると田の神様として里へ降りてきて、秋の収穫が終わると山へ帰るという言い伝えがありました。この思想は「神去来(かみきょらい)」と呼ばれています。

3月16日は神様が山から降りてくる日とされ、16個の団子を供えて豊作を祈願する風習が生まれました。「16」という数字は、仏教や神道で縁起の良い数字とされており、五穀豊穣や無病息災などの願いが込められています。

十六団子の作り方

十六団子は、もち米を蒸して餅をつき、16個に丸めて作ります。地域によって、団子の大きさや色、供え方などに違いがあります。

  • 青森県では、草木灰を混ぜて緑色の団子を作る。
  • 秋田県では、あんこやゴマなどを包んだ団子を作る。
  • 山形県では、16個の団子を串に刺して供える。

十六団子の行われる地域

十六団子の行事は、東北地方や北陸地方を中心に各地で行われています。

  • 青森県:津軽地方
  • 秋田県:男鹿半島
  • 山形県:村山市
  • 新潟県:佐渡島
  • 富山県:五箇山

近年では、都市部でも十六団子の日イベントが開催されるようになり、多くの人が伝統文化に触れる機会が増えています。

参考資料